世界のモップ犬8選

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もしゃもしゃ犬、モップ犬8選

世界のもしゃもしゃ犬をご紹介

前回に引き続き、テーマに沿って犬種をピックアップするシリーズ。
(シリーズ?まだ続く?!汗)

今回はひじょーに苦労しました。
何を持って「もしゃもしゃ」とするのか、ですよね。
極論、プードルやシュナウザー、ヨーキーやシーズーも
みーんな放置すればそれなりにもしゃもしゃになりますから!

判定基準はズバリ、私の独断と偏見です!
そこんとこ、ご理解をお願いします。

もっとこんなもしゃもしゃ犬種いるよ!!!
っていうのがあったら教えてください。

では、スタート!

プーリー


Original uploader was Elf at en.wikipedia – Transferred from en.wikipedia, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3588036による

プーリー(wikipediaより。画像も引用)
モップ犬として紹介されることも多いプーリー。
次に紹介するコモンドール同様、ハンガリー原産の犬で
羊を守るのがコモンドール、追うのがプーリー。
歴史はコモンドール同様、1000年以上前に東方から連れられてきた。

ハンガリーの牧羊地帯には
大小のモップ犬が活躍していたんですね。

モップ犬の毛の手入れ

ちなみにこの毛ですが、
シャンプーする時は湯船に漬けて洗うのが正解?のようです。
そしてわざと毛の塊にしてから、裂くのがいいとのこと。

本来は外で放置して擦り切れていくのに任せるのでしょうけど、
ペットとして飼育するとなるとまた話は別ですよね。
他の犬種同様、普通にカットしちゃうのがベストですかね。

以前ショップにいた時に何頭か販売した経験があります。
子犬の時は毛もさほどではなかったのですが
成犬になってどうなっているか気になるところ。

どなたか知っている方がいたら教えて欲しい。

コモンドール


Photo taken by Flickr user whartonds. Edit (cropped) by Pharaoh Hound. – Image:Komondor Westminster Dog Show.jpg, CC 表示-継承 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1749321による
コモンドール(wikipediaより。画像も引用)
モップ犬イコールこの犬と言っても過言ではない。見事なドレッドヘア。
生い立ちは不明だけど古くからいるハンガリー原産の護畜用犬種。

体重は40キロ前後で、
「モップ犬」と称される愛らしい外見とはかなりギャップがあり、
この毛はオオカミの牙や、雨風など厳しい環境・天候から身を守る鎧。
筋骨隆々で性格は知的だけど警戒心が強く勇敢。

「白い」「超大型(40キロ前後)」「護畜用犬種」という意味では
前回の白い大きな犬記事に入れても良かったのですが、
このあまりにも特徴的、個性的な毛質から外してしまいました。

生い立ちは不明となっていますが、前回紹介したクーバースと同じ、
ハンガリー原産の犬種。
マジャール人が東方から連れてきたのは明らか。

ハンガリーって魅力ある犬種が
いーーーっぱいいるんですよ。

これってひとえに、
ハンガリー人(マジャール人)が犬好きで
有用な特徴ある犬たちを東方から
はるばる連れてきたからだと私は勝手に思っています。

ハンガリー人、マジャール人、いい人!

ハンガリー原産の犬種を並べてみました。
うーん。素敵。

プーリー、コモンドールはそれぞれ出典先述。

ベルガマスコ

ベルガマスコ・シェパード・ドッグ(wikipediaより。画像も引用)
およそ紀元元年から紀元前1000年頃に、フェニキア人がイタリアに持ち込んだとされている。

フェニキア人!あぁ!フェニキア!
古代の地中海貿易を支配したと言っても過言ではない、謎多き人種。
前回記事でのバスク人しかり、
ハンガリーのマジャール人しかり、
犬、特にその移動に関する人種は謎が多い。
前回紹介したマレンマとの交雑もあったと記述。
そりゃ当時は純血種という概念も強くなかったでしょうから
同時期、同地域に入れば混ざって当然ですよね。

 

でも、でもですよ?

人為的操作が入らなければ、
均一的になり、いわゆる雑種化が進むはずなんです。

タイの犬(雑種)

今日、こうやって犬種としての特徴が
明らかに見える形で残っているということは、
昔の人も犬種をある程度考えて交配していた、
という証拠ですよね。

うーん。深い。(勝手に納得)

ブリアード

Birgit Balzer, Deutschland (uploaded by Caronna 17:00, 10 Feb 2005 (UTC)) – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=56905による

ブリアード(wikipediaより。画像も引用)
ブリーチーズで有名なフランスのブリー地方が原産地。
8世紀には既に存在していたという牧羊犬。
一説にはナポレオンも飼っていたとか。

ピレニアン・シープドッグ・ロングヘアード


ピレニアン・シープドッグ・ロングヘアード(wikipediaより)

フランスはピレネー山脈で飼われていた牧羊犬種。
別名ベルジェ・デ・ピレネー、シャン・ド・ベルジェ・デ・ピレネーズなどと呼ばれる。

先祖は超超古代犬でクロマニヨン人に飼育されていたとか?!
おいおい、もはや我々ホモサピエンスよりも前の時代の話かよ。
歴史どころではないぞ。古代だ。古代。

前回紹介したピレニーズとともに牧羊で活躍した犬ですね。

フランスもまた原産となる犬種が多い国の一つ。
同じく、原産犬種が多いドイツと比べると
お隣同志の国なのに全然タイプが違うんです。
また特集すると面白いかもしれませんね。

カーリー・コーテッド・レトリーバー


CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=239449
カーリーコーテッドレトリーバー(wikipediaより。画像も引用)
次に続くアイリッシュウォータースパニエルの近縁ですね。
原産地はイギリス。最も古いレトリーバーといわれています。

 

 

アイリッシュ・ウォーター・スパニエル


画像は子犬の部屋より引用
アイリッシュ・ウォーター・スパニエル(wikipediaより)

アイルランド原産の鳥猟犬。

スパニエルとありますが、回収(レトリーブ)もする
万能犬として使われていたようです。
歴史的にはどうしても浅く、1800年代ですね。
ポルトガルから渡ってきたのが始まりのようです。

ケリーブルーテリア


Alofok – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=9690952による
ケリーブルーテリア(wikipediaより。画像も引用)
アイルランドと言ったらこの犬種は外せません。
何と言っても国犬なんですから!

国犬ではありながら、生い立ちは不明。
テリアを掘り下げるとキリがないのですが、
このケリーブルーテリアは
写真では分かりづらいですが、
きつくカールする毛が特徴的なんです。

まとめ

お気づきでしょうか。
カーリーコーテッドレトリーバー以降、

これまではほぼ、牧羊犬、護羊犬だったのが、
大陸を離れた途端に、猟犬になりましたよね!

これも一つ、ポイントです。

イギリスのような狭い国土の島国では
大陸で行われていたような
広大な土地での牧羊ができなかったんですよね。

イギリスの牧羊では
狭い土地で羊をまとめるのに適したボーダーコリーが席巻しました。

しかも、ヨーロッパ全土で迫害されていたオオカミは
イギリスでは16世紀初頭に
既に絶滅させられてしまっていたのです。
島国ならではですね。

つまり、イギリスではオオカミから護るための犬はもう必要なかったんですね。
だから白い、大きな、オオカミから守るための犬は
イギリスには残ってないんだと考察できます。

面白いでしょ?

東欧からイギリスまでまたもしゃもしゃ犬を求めて
追ってきましたけれど、いかがでしたでしょうか。
まだ拾いきれていない魅力ある犬種もたくさんいるはずです。

犬種深追いシリーズ、また続けていきたいと思います。

 

(2020年2月14日追記)

スパニッシュ・ウォーター・ドッグ

Pleple2000 – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1391894による
スパニッシュ・ウォーター・ドッグ(wikipediaより。画像も引用)
この後に取り上げるスパニエルを調べる中で発見した、
スペインのもしゃもしゃ犬。
先に紹介したアイリッシュウォータースパニエルの
起源にもなった犬種らしいので追記しました。

また、南ロシアにも
サウス・ロシアン・シェパード・ドッグというもしゃもしゃ犬がいました!!

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Posted by kyotako

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