命日に考える

犬猫

忘れられない子がいる

江戸犬つなよし

むかーしむかし、「検定」が流行った時期がありまして。
某出版社が「江戸検定」なるものを流行に乗って作りました。

そのマスコットキャラクターに選ばれたのが
当時東京ムツゴロウ動物王国にいた柴犬2頭。
江戸検定のマスコットとなれば犬公方の徳川綱吉。
名前を「つな」と「よし(よっしー)」にしました。

2頭いるのは大事なイベントの際、
万が一体調を崩したりした時用の「影武者」
どっちが本物でどっちが影武者というよりは2頭で1つという感じ?

紆余曲折を経て、江戸犬「つなよし」のお役目を終了し、
晴れて私の犬と呼べるようになって1年半が過ぎた頃。
事故でよっしーは夭逝しました。

今日2020年1月12日はよっしーの命日からちょうど10年です。

当時私が彼に書いたお別れブログを追悼の意も込めて
再掲載しました。

ありがとう、よっしー

ペットロス

愛犬、愛猫を亡くしたショック

愛犬、愛猫を亡くす気持ちはみんな一緒。
特に、事故で急にお別れになってしまうと、
その喪失感はトラウマに近いものがあります。

そんな別れを経験した私だからこそ、言わせてもらいます。
犬猫を飼いましょう。彼らは日常を輝かせてくれます。
特別な日は要らない。くだらない毎日の繰り返しこそ宝。

月並みかもしれませんが、家族との生活はプライスレスです。

「犬猫を飼うと亡くなった時にかわいそうだから」
「自分より先に死ぬのがいやだから」

そんな理由であの素晴らしい日々を放棄するんですか。。。
命と生活することそのものが「生きる」ってことだと思います。

最後まで面倒見ることができるから、飼う。
生きたり、死んだり、喜怒哀楽があるから、飼うんです。

老犬介護?日々のお散歩?トイレの世話?
いいじゃないですか。
私もよっしーの介護したかった。

そしてよっしーがいたからこそ、今の自分がいます。
10年経った今でもどこか遠くで見守ってくれて、
心の支えになり、応援してくれていると思っています。
亡くしてすぐは心の整理が難しいかもしれません。
多少の時間は必要になるでしょう。
それでも、彼らを側に置くことを
諦めないでほしいと思います。

本当に素晴らしいことだから。

問題行動

トラブルの原因は

犬猫も子供も、しつけや問題行動についての話がよく出ます。
結論から言いますと
「ヒューマン(犬猫)エラー」ではなく「システムエラー」です。

性善説とか性悪説とか深いところまで難しいことは
よくわかりませんが、犬猫に限って言うなら、

悪い子、ダメな子は1頭もいません。
(これはつまり性善説なのかな?)

よっしーは事故で命を落としました。
いたずらで困っているみなさん、悩んでいる皆さん、
「いたずら」で済んでよかったですね。

命を落としてしまってはしつけも問題行動も
あったものではありません。

よっしーは責められるべきだったのか。
否。
私の管理の甘さ、油断、それを生み出したシステムが原因です。

いたずらが起きないように、事故が起きないように、
怒る、怒られるシチュエーションが起きないようにする

これが極意。

例えば無駄吠え。

  • 「ワンワン吠える」→「うるさい」→「怒る」ではなく、
  • 「吠える前に声をかける、抱きしめる」→「ちょっと我慢できた」→「褒める」です。

100%じゃなくていいんです。いつもよりちょっとだけできたら褒めましょ。

西野氏のブログ

根底には「優しさ」がある。

ありがとね!よっしー

犬猫

Posted by kyotako

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