カラオケ、人前で歌える?

国づくり, 書評

唐突ですが質問です

あなたはカラオケで歌いますか?

今回、前田裕二著「人生の勝算」を読んで一番思ったことです。

私、カラオケで歌わないんです。
同じように歌わない派の人がいたら読んでほしい。
感想を聞かせてほしい。

バカの壁は確かにある

養老孟司著「バカの壁」

いきなり違う本を登場させて申し訳ありません。
話し合っても分かり得ない「壁」があるよ、という本。

なんとなく、理解できない(壁の向こう側の)人間を
「バカ」と表現して見下すような印象を受けますが。

「壁」は「壁」であって。

どちら側に立つ人にとっても平等に「高い」もので。

つまり、
バカになりたい!と思う人間もいて、
その壁を越えたくてもなかなか越えられなくて
困ってる人もいるよ!ってことです。

自分に1番必要で1番欠けているな、と思うもの

人に信用されること=人を信用すること

起業家として活躍している前田氏の名著。

本はその時の状況や立場によって
読み返すと全然違う受け止め方ができるようになるから不思議ですね。

仕事、事業をする上で、重要なのは
技術でもスキルでも知識でもなく、
「人に好かれること」である。
私の中で一番刺さった内容でした。

私はこの本に出てくる
宇田川先輩、藤井さんに出会う前の前田裕二とよく似ている。
(読んだ人はわかっていただけると思うのですが)

人に好かれるためには自分が人を好かなければ
人に信用されるためには自分が信用しなければ

コミュニケーションとは、さらけ出すこと

カラオケで歌う、バカ騒ぎをする、酔いつぶれる

私はどれも「やらない」ことだ。
もういい歳した大人だし、
マナーとか当然のことだと思っていたけど、
それだけではなさそうだ。

前田氏は著書の中で先輩に言われた
「君はプライドが高い」「だからバカになれないんだ」
「バカになりきれば、こっちのものだ、周りから信用される」
プライドが高い、、、?
え。考えたこともなかった。
そんなもの持ってないよ、と思っていたつもりだった。

じゃあ、バカ騒ぎ、やってみて。
裸同然でアイドルソング歌ってみて。
「え、無理」

裸で踊ることで信用を得るなんておかしい!
仕事とは何の関係もない
飲みニケーション?要らないよね
仕事さえちゃんとできていればいい
そんなの見せられて誰得なの?
自分の歌声など公害でしかない。
人に聞かせて嫌な思いをさせたくない

いやー我ながら
「やらない言い訳」が出るわ出るわ笑

さらけ出さないことは
人を信用していない=人に信用されない
につながる。(絶対とは言わない。けど一理ある。)

逆もまた然り。

以前飲み会で酔いつぶれた人を見て
私の中で確かにその人の信用度は確実に上がった。
(とても羨ましいと思った)

信用できるのは自分だけ、と思っていないか。
他人はやっぱりどこか信用できない、と思っていないか。

できる人はごくごく簡単に、日常的に、やっていることが
自分は絶対できない、やらないこと、になっている。

ここに大きなヒントがあるような気がしてならない。

前田氏はバカになりきった。裸でアイドルソングを歌った。
そして営業がうまくいくようになった。

ツイッターで見た記事を思い出した。

私みたいなバカはバカにしかなれないけど
頭のいい人はバカを演じることはできるもんね。
(これを言った人は頭がいいと思った)

無理にやる必要はないと思う。
これまで私はそうしなくても、
仕事も生活もちゃんとできていたから。

でも今は違う。
会社を辞め、環境が変わったのだから、
関わる人たちも変わって、
必要とされるスキルも変わってくると
考える方が自然だ。

これまで全然やらなくてもよかったことが
やった方がいいよね、ってことになったということ。
簡単なようでとても難しい、「バカの壁」
大きなヒントをもらった。
私にとっては非常に内容の濃い本になりました。

幸い、オンラインサロンに入ってから
多くの人たちと繋がり、これまで全く飲めなかったお酒が
ほんのちょっと飲めるようになり、
今まで自分になかったスキルを伸ばす機会は増えた。
そしていい人たちばっかり。
(単に飲み会にいくようになっただけ・・・?!)

まんこいレモンサワー。美味しくて飲みやすいけど度数が高いから簡単に潰れちゃう。

信用を稼ぐトレーニング。
自分を変えるのには体力が必要だ。

で、あなたはカラオケ、人前で歌えますか?

国づくり, 書評

Posted by kyotako

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