畑を始めて思うこと
共存とは
畑をやっていると、なんか自然に優しい、いいことをしている気がする。
けれども、、、
畑の隅にゴミの山を作っていたりすることが多い。
農薬や除草剤で土を再生不能になるまで痛めつけていることだってある。
日本の多くの場所で行われている慣行農法は害虫を寄せ付けないもので
自然や環境に大きな負担を与えるものだ。
これは共生とは言えない。
まだ行ったことが無いけど、千葉にある施設
kurkkufields(クルックフィールズ)
ここのトップ画面には、メガソーラーシステムが施設内に設置してあるのがわかる。
思い切ったことをするなぁと思う。感動すら覚えた。
メガソーラー=悪 という単純な図式に疑問を投げかけているようだ。
「森を切り開いて畑にする」のはなんとなく許されて、
「森を切り開いてソーラパネルを設置する」のは自然破壊だ!
と、思いがちだけど、実際はどうなんだろう。
自然や環境に負担を与えているのは、どっちなのか。
そんな簡単に答えが出せることではないかもしれない。
太陽の光を利用して、エネルギーを得る。
という意味では、畑もソーラーパネルも同じことをやってる。
得られるエネルギーが、食物(カロリー)なのか、電力なのかの違いだけ。
結局、畑をやるにしたって、車や電気を使うわけで。
自分の見えないところでガンガンCO2を放出させている可能性は十分にある。
だったら、電力だけでもソーラーパネルを使って補ったほうが自然に優しいと言えるかもしれない。
この、自分の見えてる範囲、が大切。
どこまでを視野に入れて考えているのかの違いで、その場で出される答えが180度逆になる可能性がある。
ヒトが生きている限り、多かれ少なかれ自然や環境に負担はかかる。
いかに共存・共生していくかはそうそう単純なものではないな。と改めて思った。