シンプルに考えよう

犬猫

いきものは「やわからい」存在

いのちとむきあう

犬を飼う人が増えて、しつけの需要が増えてきたように思います。
でも個人的には、しつけは生活の一部、育てることの一部であって
人から教わったりするような「技術」ではないと思っています。

「しつけ」とか「トレーニング」がピックアップされている
こと自体に疑問を感じます。

単純に犬とヒトとを並べるのも良くないとは思いますが。
 子供をしつけるテクニック  って聞いたら違和感ありませんか。
それと似た感覚です。

しつけとか技術の前に、
「命と正面から向き合う覚悟」が足りないように思います。
小手先のテクニックでなんとかしてやろうという根性はけしからん。
月並みに言ってしまえば、「愛情」です。

よそ様を傷つけたりしてしまって、本当に困ったことが起こった時、
どうして言うことを聞いてくれないのか。悲しい。本当に悲しい。
愛情かけて育ててきたつもり。
他人が何と言おうと愛する我が子です。
夜中に抱きしめて一緒に泣いたりしたこと、ありませんか。
理解したのかわからないけどいつになく神妙な面持ちで聞いていた愛犬。
次の日から、ピタリと問題行動が治った、というケースもあります。

だからと言って、
「問題行動が起きたら夜中に抱いて泣きましょう」
ということではないのはわかっていただけると思います。



しつけは生活の一部。技術でも能力でもない

神経質な犬を飼う夫婦の相談。
毎日激しい夫婦げんかが絶えなかったそうです。
大好きなお父さん、お母さんが毎日大げんか、、、
そりゃ神経質にもなりますよね。
夫婦仲が治ったら犬の神経質な性格も治ってきたそうです。
ここでどこかに預けられたり、しつけ教室で、
世に流通する一般的な
「しつけ」なんかをさせられていたら・・・?
犬が本当に壊れてしまいますよね。

犬はその人の心を映す鏡とも言います。
犬にもし、あれ?ということがあったなら、
今一度、自分の家庭、環境、飼い方を
見直してみるのもいいかもしれません。

犬も心を持ったいきものなので、
性格も家庭環境もどれ一つとして同じ子はいません。
なので、しつけ方も全て違ってくるはずです。

このタイミングでここを抑えればいうことを聞くようになります。とか
おもちゃを独占して渡さないと将来ワガママになります。とか

命の形はいろいろあっていいはずで、
手放したくないぬいぐるみがあったって
全然いいと思うのです。ダメですか。
そこだけをクローズアップして
「ワガママ」のレッテルを貼られては。。
もっと、もっと、多様でいいと思います。

脳(心)の形成はもっと、複雑です。



葛藤が脳(心)を育てる

販売可能な週齢が話題になっています。
今は生後50日、もうすぐ、57日になる、移行期間になります。
これは余りに若いうちに親兄妹と引き離すと、
心身の発達に影響が出るから、です。
販売日、引き渡し日だけを遅らせている
ショップとかがあるそうですが全く意味がわかりません。

離乳期になると、ちょうど歯が生えてくる時期になります。
乳に歯が当たるようになり、母犬が嫌がるようになります。
これまで愛情たっぷりで接してくれた、神のような
絶対的存在のお母さんから
「飲みにくるな!ダメ!」
って言われるようになるんです。これはすごいことですね。
価値観が1回リセットされちゃうんです。
「飲みたい」「ダメ」
脳からコルチゾールなどのストレスホルモンが出てきます。
「どうしてダメなんだー!」
泣いて、暴れて、疲れて、寝ると、りセットされます。
こういう経験をして、脳が、心が少しずつ育っていくんです。
ここにしつけの原点があります。

稀に生後50日でも歯が生えていない子がいます。
未熟児といえばそれまでですが、
誕生日が詐称されているだけ?
そうでないのであれば、離乳がまだ済んでない、
ということになります。

一発で言うことを聞かせることが、しつけ、ではないんです。
繰り返し、繰り返し、会話し、体をぶつけ、命と向き合って、接する。
これがしつけであり、生活であり、生きものと飼う、
生きものと付き合うことになると思います。

トレーナーさんに預ける?

シェパードや一部の犬種を見ると、
「こういう犬は専門のトレーナーさんに預けなきゃダメなんでしょ?」
って言われることがあります。それも感心できません。
そもそも、我が子の一番の理解者がトレーナーでいいんですか、、、?
学校の先生やよその人がある意味での理解者であることもあります。
ですが、やっぱり、親は特別じゃないですか?
心を育てるという大切なところを他人に任せない方がいいと思います。

特にシェパードなど一部の犬種は
オーナーが変わることに非常に神経質になるようです。
逆にレトリーバーはオーナーチェンジに対して柔軟であると。
正直、そこまで多くの頭数を見たことがないので言い切れませんが。
シェパードは軍用犬、警察犬などオーナーが変わらない仕事を。
レトリーバーは盲導犬、介護犬などオーナーが変わる仕事を
得意としていますよね。
レトリーバーは昔から「貸し借り」の文化があったのではないでしょうか。
オーナーが変わっても誰にでもフレンドリーで変わらぬ能力を発揮できる。
そうやって犬種を掘り下げていくと、非常に面白いですよね。

もし、しつけ?に困ったら

需要があれば相談も承ります。

お問い合わせからどうぞ。

第1種動物取扱業 訓練 千葉県第40080号



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Posted by kyotako

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