今起きていること

国づくり, 植物, 生きもの

オーガニック、ナチュラル志向

実際のところはどうなのか

ずーーーーっと以前から、
オーガニック志向、ナチュラル志向、健康志向の考え方は存在します。

あるサイトを見ると、今の世の中は

食品保存料、添加物、農薬、除草剤、遺伝子組み換え食品、
・・・などなど、最悪なものが溢れかえっていて、
先天性疾患、遺伝性疾患、ガン、免疫力低下、アレルギーなど
現代人の多くを悩ませる悪の根源となっている。

と書かれています。

果たしてどこまでが本当なのでしょう。

What’s happening right now in the world of animals and plants.
动植物世界现在正在发生什么。
동식물 세계에서 지금 일어나고있는 일.
เกิดอะไรขึ้นในโลกของสัตว์และพืช
Apa yang terjadi saat ini di dunia hewan dan tumbuhan.

スーパーで自分で買うものは気をつけていても、
コンビニで買う惣菜、ファーストフード、外食・・・
普通に生活していたら、それらを全く排除することはもう不可能です。

 

反対でも、賛成でもありません。
「真相はいかに?」という純粋な気持ち。

医学は進歩し続けていて、平均寿命は毎年伸びていっている。
ガンも不治の病ではなくなった。
一方、未知のウィルスの登場で不幸にも命を落としてしまった方々もいる。

そして日本における10~39歳の死因1位は自殺。
国際的にも、15~34歳の死因1位が自殺となっているのはG7の中でも日本のみだ。

参考サイト
10代の自殺率は過去最悪に、LINEでも相談できない男子生徒を見守る必要性は高い

 

食品添加物や農薬が病気や寿命にどこまで影響するのかは

「(因果関係含めて)まだよくわかってない」
というのが正確だと思います。

 

「正しい」という証明も、「間違っていた!」という証明も「まだ」ない。
いろんな調査や研究を通して使用可否や限度量を決めています。
その限度や可否判断も国や個人によって異なります。
人種差、個体差があるでしょうから、当然だと思います。

『信じるか信じないかは・・・』の世界だ

選べるようにすること

日本は、そういう意識が非常に低い気がします。
いいか、悪いか、それは個人の判断。
その議論自体はさほど大事でもなくて、

大切なのはどっちがいいか、「選べること」
海外ではスーパーでもオーガニックコーナーがちゃんとあって、
「選べる」ようになっています。

日本の教育がアップデートできていないのも一因だと思いました。

平成最後の時価総額ランキング。日本と世界その差を生んだ30年とは?

もともと勤勉で真面目な民族が、心も体も壊しちゃうくらい働いているのに、
うまくいかないってどんだけ効率悪いんだ。。

タバコの場合

最近では誰しもが「百害あって一利なし」と認知するようになったタバコ。
喫煙者のなんとまぁ、肩身の狭いことといったら。。。
私も昔は喫煙者だったので、(今は全く吸いません)
「どんな冷めた目で見られても、軽蔑されても、吸いたいんだ」
という気持ちはよくわかります。

最近は火が出る本当のタバコを吸う人も少なくなりました。
普通のタバコではキツくてむせちゃって、
電子タバコじゃないと吸えないという人も増えてきているらしい。
それでも吸いたくなるのがタバコなんです。怖いですね。

今はだいぶ喫煙者減りました。

にも関わらず、肺がん患者数は増加の一途を辿っています。
肺がんの患者数
タバコ以外の要因があるのは間違いないでしょう。

「あの方」もかなりのヘビースモーカーですが、85歳にしてなおご健在です。


動物関係で働く人たちは意外と?喫煙者が多いように思うのは私だけでしょうか。
トリマーとか看護師の方、ペット関連で仕事をする方々。

非常に多くの要素が重なって、結果、どうなるか、なので

これをしたら病気になって早死にで、
これをしたら病気が少なく長生きする

そんな単純な話ではない、ということですね。

農作物を育ててみて

無農薬栽培と気質

この夏、家庭菜園でいくつか野菜を育てました。

枝豆

本当に小さな家庭菜園なので、よく言えば無農薬。
実際はいちいち対策するのが面倒なだけ。
育ててわかりますが、まぁ弱い。

品種改良が続くと、農薬を使うのが前提になってしまっているんですね。

温室育ちのボンボンを、急に、
「無農薬だ!」「自然農法だ!」
って外に放り出しても、うまくいくわけないんですよ。

品種(生まれ)からしてそういうものなのですね。
もう、農薬無しでは生きていけない体になりつつあるのです。

某有名漫画を思い出しました。

体質だけではなく、気質も。
例えばこの枝豆。
中身や品質は問題ないのですが、見た目が悪い。

日本人はこう言うのに非常に厳しい。露骨に価格が落ちる。

じゃあ、外見がよくなる薬をかけたほうがいいよね。
という流れ。。。農薬文化は一体誰が作り上げたのか。

薬は使って欲しくない。でも見た目も形もきれいであってほしい。
無駄に価格とハードルをあげさせている要因の一つ。

・・・日本人は潔癖でわがままだ。

改良されすぎた家畜たち

同じことが、動物でも起きているのではないかと思っています。


食肉用ニワトリの4分の1は歩けない:調査結果

ガンだのアレルギーだのという、
自分たちの身に降りかかる危機というよりも、

なんだかそれはすごく寂しいことだな
というのが私の感想です。

もう取り返しがつかないのかといえばそうでもなくて。

田舎では自分たちが食べる分だけを細々と育てている方もいらっしゃる。
そう言うのはだいたいオーガニックだ。

野に生える山菜やキノコは無農薬ですし、
養殖でない魚も、自然のまま、ということになります。

これらを支える豊かな自然があってこそ。

無農薬、無改良の循環

多分、どちらかだけではうまくいかないと思っています。
無農薬の野菜と家畜たち。

どっちか、ではなく、車輪の両輪のように同時に、一緒にあるべき。

昔は当たり前だったその循環を再び取り戻せたら
こんなに素晴らしいことはないと思っています。

急にはできない。でも少しずつ。

目指すもの。夢の世界。

国づくり, 植物, 生きもの

Posted by kyotako

1つ星 (9 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...