モンステラをふかぼり

植物

モンステラとは

観葉植物好き

植物全般好きなんですけど、その中でも好みってあると思います。
私はどちらかというと、
「切り花」より「鉢植え」
「花」よりは「グリーン」が好きなんです。

それぞれの植物に魅力はありますが、

特定の一種に多くの愛好家がいる植物があります。

その中の一つが、今回ふかぼりする「モンステラ」です。

モダンでエキゾチックな雰囲気が漂う、
深く切れ込みの入った独特の形の葉が印象的。

この切れ込み(あるいは穴)は大きな葉に水がたまったり
水滴で葉が破れたりするのを防ぐ効果があるそうです。

アジアンなイメージですが、アメリカの熱帯地域原産のサトイモ科の観葉植物。

 

観葉植物としてはもちろんのこと、

 

その印象的なフォルムが様々なデザインに使われています。

名前は知らなくてもどこかで見たことあるのではないでしょうか。

愛好家(マニア)多数!参考サイト

私なんぞは駆け出しの「にわか」ファンで、1950年頃〜1970年くらいに世界中で
流行した昔からある観葉植物。

その名もズバリ、モンステラマニアという名前のサイト
MonsteraMania

モンステラを特集したサイトも多く見られます。
HitoHanaNote

名前や花言葉

モンステラ'Monstera’って綴りからも
ピンと来ますよね。
そう、モンステラはラテン語で「怪物」「異常」という意味。

モンスターと同じ語源です。

鬱蒼としげる感じとその葉っぱの存在感からでしょう。
確かに、深い森の中でこんな手のひらみたいなのが
どーんと出て来たらギョッとしますよね・・・

で、花言葉は

「壮大な計画」「嬉しい便り」「深い関係」

なんだそうです!モンスターの名前から一転、いい花言葉ですよね!

そして花が咲くってのもびっくり。
南国で地植えのものは花が咲くらしいです。すごい。見たことない。

GreenSnap

サトイモ科独特の花の形ですよねー

ミズバショウ(サトイモ科)
アンスリウム(サトイモ科)

モンステラの種類

これ、園芸品種あるあるですけど、
単に「モンステラ」と表記されたり、ちょっと似てるだけで
違う種類が「モンステラ」にされていたりするんです。

先に紹介したMonsteraManiaのサイトによると
最近(2010年)になって分類が変わったらしく、

代表的なのは

モンステラ・デリシオーサ
モンステラ・ボルシギアナ

の2種類に、なるらしい
愛好家の間で議論が繰り広げられるほど、入り乱れているようです。

これまでモンステラだと思われていたものが
別種であることがわかったのに、
いまだに「ヒメモンステラ」と呼ばれて流通していたり

ヒメモンステラ

また、切れ込みではなく、葉に穴が開くタイプの

マドカズラ(フリードリヒスターリー)

とか、切れ込みが入らない

ハネカズラ
パンドラ

というのも、モンステラと呼ぶことがあるようです。
どうりで検索すると色々出るわけだ。紛らわしい。

斑入り=バリエガータ

名前で「バリエガータ」という呼び名が出て来ますが、
これは「斑入り」という意味。
モンステラに限らず、斑入りをバリエガータと呼びます。


これは同じサトイモ科のポトス。斑入り。

ハーフムーン
斑入りの中でも緑と綺麗に分かれているのをハーフムーンと呼びます。

非常に高額で取引されることもあるそうです。

 

うーん。深い。

クワズイモ

モンステラとかポトスは「クワズイモ」の仲間でその名の通り、毒草です。

シュウ酸カルシウムがいっぱい含まれているんですって。

猫がかじったりするとよくないとされますが、
そんな事故は聞いたことがありません。

剪定するときには気をつけるべきでしょうけど
そこまで神経質にならなくてもいいようです。

 

 

植物

Posted by kyotako

1つ星 (6 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...