乾草を作ろう
乾草の話
草・草・草
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
干し草と枯れ草は違います。
馬やヤギの餌となる干し草をいまから作っておこうと色々やってます。
資料情報もまだ少ないのです。
見出しを抜粋すると
●若ければ若いほど養分が多い
●葉の多いものに養分が多い
ふむふむ。
カサスゲその後
刈り取って保管して1週間
二日に一度天地返ししてだいぶ水分が抜け、干し草っぽくなって来ました!
こちらの文献も参考にしました。
粗飼料の上手な調製、貯蔵と利用
この文献によれば、
”原料草の水分含有率は晴天の場合、刈り倒し後1日で82%から66%まで低下し、
以後水分量20%程度まで直線的に低下する傾向を示した”
とのこと。おそらくこの写真で大体その「20%前後」の状態でしょう。
これでチモシー(イネ科)の草はある程度作れそうです。
マメ科カラスノエンドウ
マメ科といえばクローバーが思い浮かびますが。
これを刈り集めるの大変そうですねー。
この古民家の周りには意外と少なくて、それよりも繁茂しているのが、カラスノエンドウです。あくまでも地産地消を目指しているので地元に生えてる草を与えるのが目的なので、ご近所の畑をしている大工さんとこにカラスノエンドウが群生していましたのでそれをいただきました。
ここのカラスノエンドウはボリュームがあります。
ヒトの胸の高さにまで育っていまして、すぐ集まります。
タネがついてます。これが保管場所とかに落ちて自生して増えて・・・
となったら嬉しいですが、うちの保管場所はそう増えそうにはありません。
2m✖️5mほど(約6畳)のスペースから約20kgの草が収穫できました!
奥がカサスゲ、手前がカラスノエンドウです。
アルファルファ利用上の問題点と改善
その他の草(混合)
そろそろ田植えの時期です。それに向けて畔の草を刈ります。
場所によってはスギナが多く、食べ過ぎるとビタミンB1欠乏症を引き起こします。
少量なら問題ないみたいですが、あまり与えたくないですよね。
別の場所ではキツネノボタンが多くてこれもまた毒草で与える草には向きません。
数日前に刈って放置されていたものが、うまい具合に水分が抜けていて良い感じ。
刈ってすぐ保管庫に持ち帰ると無駄が多いのか?
全部を持ち帰ることはせず、山積みにして数日放置してみることにしました。
雨の日もありますが、これもまた実験です。
いぐさが生えていました。
新たに用意した牧草置き場。
もともと資材置き場にされていたみたいで、廃材を全部どかさず、
平に並べ直してその上に乗せることにしました。スノコ代わり。
廃材の下には枯れた竹の葉がどっさり。いっぱい落ちていました。
これが天然の除湿剤になってくれます。
あるものは都合よく使い尽くす!
こうしてみると、畔に生えている草も資源ですよね。
草の品種や水分含有率をちゃんと整えていけば、
国産天然乾草として商品となりうると思いました。
今後馬やヤギを飼おうと思っている人たちにお届けできるようになったらと。