己を知ること
武井壮さん
以前から武井壮さんのファンです。
百獣の王とかふざけてるのかと思ったら全然違って。
twitterやYoutubeでもすごく共感できるいいことを言うんです。
武井壮さんのTwitter @sosotakei
十種競技の金メダリストとしても有名な武井さんですが、
どんなスポーツもすぐにソツなくこなしてしまうその秘訣が、
「思った通りに体を動かすこと」
なんだそうです。
例えば、両腕をあげて「T」のポーズをとったつもりでも
実際鏡を見てみると、腕が水平からわずかに上下にずれていたりする。
思い描いた自分の姿と実際の姿のギャップを無くしていく。
その時は「確かに」と思う一方で
「ふーん、不思議な考えをする人もいるんだなぁ」
と軽く考えていました。
別に自分はスポーツなんてやる人じゃないし。
己を知る
でも最近になって、ようやく、「あ!」って気づいたんです。
「自分で思い描いている姿」と「周りの人が自分を見る姿」のギャップ
これってフィジカルだけの話じゃない!と。
私が知る、
「すごいな!」と思う人たちは、
このギャップが少ないことに気づきました。
外見においても、立場でも、性格でも、自分が
他人からどう見られているか。をちゃんと把握できていますか?
孫子も言ってた。まずは己を知ることだと。
個人も、お店も、「集客」が必要
コロナウィルスの影響もあってか、
イチナナというアプリを使ったライブ配信者(ライバー)が増えました。
Youtubeを始める人も増えてきたそうです。
スタートしても、思うように視聴者が集まらないライバーと
どんどん視聴者を増やすライバーとがいます。
自分の外見、トーク、性格が俯瞰的に見れている人は
何が足りないか、何をしたらよいかがよくわかっている。
逆にそれができない人は
え?なんで自分のところには人が見に来てくれないんだろう・・・
ということが起きる。
個人だけではなく、お店や会社でもそうだ。
ギャップがあればあるほど、「失敗」が大きくなる。
他人のことほど、いろんな欠陥が見えて、
なかなか自分の抜けている穴は見えづらいものです。
ヒトの振り見て我が振り直せ。
最近、そういう事例を多く見るようになりまして。
あ、この人(この店、この会社)、どう見られているかわかってないなと。
逆に、
「わーこの人は自分がどう見れているか、どういう立ち振る舞いを求められているかよく見えてるなぁ・・・」
という人(店、会社)もあって。
武井さんも、独自のトレーニングで
自分のイメージと実際の体の動きのギャップを埋めてきたそうです。
はじめは誰しも、すぐにはできないし、
多かれ少なかれ他人から見られた自分とのギャップはあるもの。
自分を客観的に見るトレーニングをしていきたい。