みんなストーリーをもってる
もうすぐクリスマスですね!
クリスマスに本はいかがでしょう?
これから一緒に活動を始めよう!と言ってくださった、
同志というより、大先輩の石川さんが11月に本を出されました。
(12月21日10:00 今ならクリスマスイブに間に合います!小声)
昔、サモエドのラーナが出産をした時、
時間がかかり低酸素症からの脳性麻痺の子が生まれました。
転んでは起き、ふらついては起き、その姿から
起き上がりこぼしの「コボ」と名付けられました。
当初獣医さんからは1年持たないとも言われましたが
王国スタッフや来国されたお客さん、ネットで見てくださっていた方、
多くの方に見守られながらすくすくと育ちました。
時が経ち残念ながらコボは星になってしまいましたが
多くの方の希望になりました。
みなさんと共有できた物語は10年経った今でも
色褪せることなく心の中に残っています。
コボをはじめ、王国にいた犬猫たちは多くのファンがいて、
東京から撤退する際には、ぜひうちに迎えたい!という声を
たくさん頂きました。ありがたいことです。
でも王国スタッフたちは彼らを家族のように見ていました。
撤退し、たとえ資金繰りに困ったとしても、
彼らを譲ったり渡したりすることは憚られました。
ただ、ここにヒントをいただいたのも事実です。
幼い子犬じゃなくても、たとえハンデを持っていたとしても、
家に迎えたいという方がいらっしゃるといるということです。
足りていないのは物語。
でも、みんな1頭1頭、それぞれ持っているんです!
知られていないだけ。
もうすぐクリスマス。
みんなの素敵な物語をゆっくり読んで過ごすのも
良いのではないでしょうか。
みなさんの愛犬、愛猫物語もぜひ聞かせてください。