恐ろしいネコの病気 猫伝染性腹膜炎 FIP

犬猫

致死率100%?恐ろしい猫の病気

FIP(エフアイピー)

私がショップにいた頃、年に数件、耳にしていた猫特有の病気。
(同業他社に比べて少ない方だと思います)
おそらく、現段階(2019年9月)においても
致死率が限りなく100%に近い病気(というか感染症)だと思います。
致死率100%の感染症というところで言えば狂犬病が有名ですが
狂犬病は(発症前の)有効なワクチンが既にあるのと、
60年以上流行がない狂犬病清浄国でもあります。
現在も流行があるFIPの方をよく知ってほしいと思います。

多分、「人畜共有」ではないからそこまで広まってないんですね。
(FIPは人にはうつらないですけれども、ヒトコロナウィルスはあります)

FIPについての詳細はググればいっぱい出てきますし、
医療技術は日々、更新されます。ここで一つだけ言わせてください。

記事の日付をはっきり出して欲しい

多分、「それな!」って人たくさんいると思う。

これほんと困るんですよ。
深刻な病気になって、そうだ!調べよう!
ってなった時に古い情報がわんさか出てくることよくあります。
医療技術に関わることは日進月歩ですから。
人間の結核も昔は不治の病でしたし、
いつ書かれた記事かははっきりして!(獣医さん!)

そして、多くの人の間で情報(症状や治療法)を共有できるようにしたいです。

だからオンラインサロンを作ろう!と思っているんです。

獣医さんによってその取り組み方などは様々。
新薬について「全然、知らない」という先生もいらっしゃいます。
せっかく治療法や対処法があるのに、それを知らなかったがために
残念な結果になってしまっては悲しいです。悲しすぎます。

勉強しましょ!獣医さん!



どんな病気?

ググるのが面倒って方に簡単に説明します。
が、私は獣医でもなんでもないのと、今、持ち合わせている知識しかないので
情報の取捨選択は自己責任でお願いします。

【コロナウィルス】

世の中にいる猫の約半数がコロナウィルス(FCoV)
というウィルスを持っていると言われています(諸説ある)。
胎盤や食器・トイレの共有で簡単に感染を拡大していきますが
コロナウィルス自体はさほど悪さをしません。

【突然変異でFIPに】

ところが、何かしらの影響を受けてコロナウィルスが
FIPウィルスに突然変異します。
なんで変異するのかわかっていたら予防できますけど、
残念ながら不明です。一部でストレスとか多頭飼育が要因と
言われていますが、わかっていません。
コロナは感染するけどFIPに変異してからはうつらないと
聞いたことがありますが、経験上、そうは思えません
むしろ、うつると思って対策をしておいた方が間違いないと思います。

【症状】

初期は発熱や食欲不振で風邪かな?と思うところから始まることが多いです。
決定的なのは腹水が溜まってくること(ウェットタイプ)です。
フラフラしたり神経症状が出るドライタイプもあります。

私が経験した子たちは、
食欲が戻ってあれ!よくなったかも!
というのと、ぐったりでもうダメか、、、
という乱高下を繰り返し、
結局半年も持たずに亡くなってしまいました。

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抗原抗体検査

FIPに限らず、悪さをしているウィルスの特定はとても困難です。
パルボウィルスやジステンパーは簡易検査キットがありますが、
それもあくまでも「簡易検査」です。

抗原抗体検査という検査で、変異前後含めて、
ざっくり、コロナウィルスをどれだけ持っているか、
という検査があります。

コロナウィルスをいっぱい持っているからといって
発症しない子もいれば、
あんまり持っていなくても発症する子もいるのです。

コストと時間がかかりますが、確実に判定するためには
遺伝子検査などをしなければいけません。

大概は症状とか状況を見て、FIPと言われることが多いです。
風邪症状から亡くなった子を結果的にFIPだったのかもね・・・
と言われることもありました。真相は誰にもわかりません。

若い猫と老猫

私はショップにいたので生後2ヶ月前後の若い猫たちばかりを
面倒見ていました。そして発症するのがだいたい半年くらいまで。
1歳過ぎて発症というお話はあまり聞きませんでした。

多分免疫力の問題だと思うんですけど、概ね、1歳を過ぎれば
とりあえず、そこまで心配しなくてもいいかな、と思っています。

待望の治療薬か!と思いきや

GS-441524で調べてみるとまた色々出てきます。
2017年から試験的に薬を使って2019年2月に発表された内容。
FIPの治療薬として期待されるものです。
が、これも日本ではまだ未承認の薬で、副作用もあるらしく
アメリカでは製造中止で中国で再開されるのが期待されているとか、、、
製造中止となるからには相当の理由(副作用?)があったのか。

何れにしても未承認というからには理由があるわけで。
それが担当している偉い人たちの怠慢でないことを願うばかりです。

民間療法・対処療法

根本的な治療法を待つ一方で、病気と対峙している人たちは
指をくわえて待っているわけにはいきません。
刻一刻と命を削られていく子たちを目の前にしているのは
本当に身が裂かれる思いです。
パルボもFIPも。現場は戦場です。

私の知り合いの先生のところでは
免疫力を上げるインターキャットの大量投与で
一定の効果が見られると聞いています。
ウィルス感染なので、
免疫力をドンとあげれば効果は確実に期待できますよね。
(このインターキャットについてもまた改めて勉強したい)

また、ヒメマツタケを始めアガリスク系のキノコには
インフルエンザやコロナウィルスに効果があるとされています。
パルボにも使うと効果があると思っています。
まだ、どのくらいの量をどのくらいの頻度であげれば
効果があるかまでは調査中ですが。。。

特定のウィルスだけを
やっつけられるものはまだほとんどなく、最終的には
その子の免疫力、抗体に頑張ってくれることを期待するしか
今の所良い方法はないのかもしれません。

不幸な子を少しでも救ってあげたい。



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Posted by kyotako

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