観察と感覚
観察と感覚
ちょっと違和感を感じる事
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
犬や猫などペットを飼われている方ならわかると思いますが、
愛犬、愛猫、ペットの調子が、ほんの少しだけ違うな？と気づくことありませんか？
家族や仲間内でもそうかもしれません。
「顔色悪くない？体調大丈夫？」
そんな感じです。
人間なら声に出してコミュニケーションでわかることができますが動物はそうはいきません。
猫なんかは自身の体調不良を隠すことも多いですからなおの事です。
でも、飼い主さんが感じる違和感ってものすごく大事で、普段とのわずかな違いを見出して体調不良を見抜く力になるんです。
これは観察と感覚の賜物ですね。
私がペットショップに勤めていた頃は体調が不安定になりがち＆重症になりがちな子犬子猫を毎日みて、観察も感覚もビンビンに研ぎ澄ましていましたから、朝の巡回や各店舗の巡回で体調の悪い子を割と瞬時に見つけられていたと思います。
参考になったのは「目の輝き」
元気がない子は目の輝きがありません。落ち窪んで光が失われています。
そういう子はたとえ動きがあっても危険です。
逆に動きが悪かったりお腹を下していたりしても目に輝きがある子は希望が持てます。
もう10年近く前の話になります。
心臓に重い病を抱えていたシェルティの子犬を、酸素ボンベを口に当てながら動物病院に車を走らせていて、目の輝きがすーっと落ちていく様子はあまりにも絶望的で今でも脳裏に焼き付いています。その子は残念ながら病院に到着する前に息を引き取ってしまいました。
でもそういう経験があっての、今、です。
しかし、、ヤギの目は独特でちょっとそこを見極めるのにはもう少し経験が必要です。
ヤギはどうして奇妙な目を持っているのか？
納屋１階のヤギフェンスの中に寝袋をひいて横になって観察していたら
どうもオスの動きが鈍いような気がしまして。
体調の悪い犬猫を見たときのような、「あれ？」っていうちょっと違和感。
ただ単純に眠いだけだったのか、性格的におっとりした子なのか、
どうも、横になっている時間が長い気がする。
女の子がたまたま元気がよくお転婆なだけなのか？
まだ出会って数日。緊張も完全に解けきってはいないでしょう。
環境の変化によるストレス、体調不良は十分可能性があります。
風邪？高地に住むヤギは寒さに強く、暑さに弱い。
いやでもまだ３ヶ月。子供じゃないか。
お迎えの時に打ってもらった予防注射、生菌剤もそろそろ効果が切れてくる頃か？
一抹の不安。当然眠れません。
不安な一夜が開け、再び朝が来ます。
様子はいい意味で変わりなく、ご飯もうんちもしっかり出しています。
まだ油断はできませんが、私の思い過ごしだったところもあったかと思います。
消毒・防疫・対策
そういえば。
いろんな牧場や養鶏場に訪問したとき、足裏を石灰などで消毒していました。
でもね、私はヤギもこれから迎える牛や馬、鶏たちも、
家族、一緒に暮らす仲間として飼って生きたいんです。
例えば、犬の散歩中、
「可愛いですね！触っていいですか？」
って聞かれたときに、
「じゃあうちの子を触る前に手を消毒してください」
とはならないじゃないですか。
Q1なぜ家畜だけこういう消毒をするのか
Q2石灰を足裏につけることでどういう病気が予防できるか
Q3餌を与えたりする際の手指の消毒は要らないのか
この辺りが疑問に思えてきました。
また、体調に不安を覚えたときの相談病院も欲しいですね。
まだ、犬猫の病院ですら、この場所では見つけきれていないので。
今後大動物を見ていくにあたり、
信頼できる獣医さん、動物病院は何件か確保しておきたいところ。
また、生菌剤を口に入れるシリンジや体温計も用意しておくべきでしょう。
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体温は直腸で測りますよね。まだそこまで信頼関係を築けていない。
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課題は満載。一つずつ、でもなるべく早く、埋めていかねば。
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