目を隠すこと

2021年11月11日ムツゴロウさん, 生きもの

アイマスク

私はムツゴロウさんのYouTube、「ムツゴロウの656」動画編集を担当しています。
時々、
「ムツゴロウさんって本当に動物好きなんですか？」
という質問があったりします。
ムツさんの場合は好きとか嫌いという次元じゃないと思いました。
とにかく知りたい！という気持ちが強いんだと思います。

なぜそんな知的好奇心があるかといえば、
知っていた方が地球に住んでて面白い！
と思うからだと思います。

で、これから出る動画でムツさんはいきものと光の関係についてお話されます。

あまりにも当たり前に光（日光）のお世話になっているので、深く考える機会が少ない。
でも、とってもとっても大事なもの。光。

地球上にいるいきものの多くは光を感じる器官が何かしらあって
それで光を感じて時間の経過、季節の移り変わりを受け止めています。

植物なんかはわかりやすいですね。

ネムノキは夜は葉を閉じて寝るからネムノキ。

動物たちの多くはまぶたがあるからそれを閉じればいいと思いがち。
ところがどっこい、まぶたを閉じても日中は光を感じますよね。

それをさらに覆うアイマスクがあったほうが絶対にいいですよねってお話。

このモデルさん、知り合いの娘さんなんです。
知り合った頃はちっちゃい女の子だったんですけどねー。

という余談はさておき。
目の周りを覆うというのは多くの効果を生むと思います。
軽く思われがちですが。

例えば、競馬

鼻先につけるシャドーロールは自身の影を見えないようにし、
目の横につけるブリンカーは横の視界を防ぎ、前に集中できるようにするもの。

興奮して暴れる馬にはメンコと呼ばれる覆面をすっぽり被せて大人しくさせます。

鷹匠の世界でもそれは使われます。

移動中など大人しくしてもらいたいときは顔をすっぽり覆う面（頭巾）をつけます。
鷹狩りの鷹（ハヤブサ）に被せる目隠しが素敵だと話題に

狩りといえば、イノシシやシカ、他の野生動物をワナで仕掛けて仕留める際、
余計な苦しみを与えないように落ち着かせるときは目を覆うそうです。

私たちが考える以上に目を覆うことはリラックス、鎮静効果が高いと思います。

ムツさんは、動物を眠らせる達人ですがその奥義の中には目を覆うこともあると思います。

今度うこっけいで眠らせる挑戦をしてみようと思います。