常識を疑え
ひと昔前の常識は今は非常識
農作業体験
思わず聞いてしまいました。
「え?体験料を払うんじゃないんですか?」
無農薬で10年やってきた生物多様性の田んぼに太ももまで
足突っ込んで稲刈り体験ができるなんて。そうそうできることじゃない。
お昼には無農薬米を釜で炊いたご飯が出されて。
昔「農作業を手伝ってもらうから、お駄賃払わないと・・・。」
逆!逆!
今「貴重な稲刈り体験、無農薬のお米栗ご飯出ます。体験料一人○千円」
芸能人の不祥事
昔は下着の中に覚醒剤を入れて逮捕されても、リスペクトされていた俳優がいました。
不倫をしても干されるどころかますますご活躍される方も。
昔の偉人にはプライベートが無茶苦茶な人たちも多くいたのは事実。
今ではとんでもない話ですね。SNSが発達し、「○○ハラ」が流行。
モラルを監視する社会な割に、オンライン上ではモラルに欠けた言論が横行。
一人前とは
寿司職人として一人前になるためには、
皿洗いや掃除などから始まり、10年は修行しないと。
親方は手取り足取り教えてはくれない。働きながら盗むんだ!
というのはもう昔の話。
youtubeには仕込みの方法からシャリの握り方まで動画がありますし、
数ヶ月で卒業できる養成学校もあります。
そんなものは偽物だ!邪道だ!
という意見もあると思います。
でもそれで成功している人たちが多くいるのも事実。
ある腕のいい料理人は偏屈でプライドが高く、
「いらっしゃいませ」
も言えない人だったそうで。
「料理人は美味しい料理さえ作れれば、人間性などどうでもいいんだ!」と。
そんな店はたとえ美味しくても誰も食べに来ないし、評価もつけてくれない。
文句を言うのも自由だけど、社会で生き残れなければ残るのは虚しさだけだ。
犬のしつけ
犬猫の飼い方やしつけ方の動画で、
これはどうなの?間違っているのでは?勉強不足だ!
と思うような内容もたくさん上がっているのを見かけます。
でもそれを「それ間違ってるよ!」と私ごときが言ったところで。
相手の方が圧倒的にファンも発信力も影響力も大きかったりする。
相手を叩くのではなく、私は私で、
「こう思うよ!」という情報を発信すればいいだけのこと。
自分が正しいと思う情報だけが強いわけじゃない。
ホンモノが一番伸びる訳でもない。
↓ホンモノなんです!もっと伸びてほしい!
登録者数10万人を超えないと公式チャンネルをうたえないそうです。。。
YouTubeも昔は一部のオタクやゲーマーのプラットフォームだったのが
市民権を得て誰もが動画のコンテンツを出すようになりました。
正義の反対は他の人の正義なんですよね。やっぱり。
完全に、アートの世界です。
家の中で犬猫を飼う
「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」の番組が放送される前、
日本では犬や猫は外で飼うのが当たり前でした。
番組内では当たり前のように家の中に犬たち、猫たちが歩き回り
ヒトと共同生活を送っていました。
あれから30年。今は家の中で犬猫を飼うことはむしろ普通で
外で飼う方が少数派になりつつあります。
先駆けることが全て正しいとは言えませんが、
いつの時代も、ある意味常識破りな挑戦者、冒険者、
パイオニアが道を切り開いてきたのです。
挑戦にこそ価値がある
漫才で言えば、挑戦者は「ボケ」の役割。
ボケる以上、「スベる」可能性があるので、ボケはリスクを伴う。
一方、ツッコミの方はリスクは少ない。
失敗しないようにと考える日本人は「ツッコミ」タイプが非常に多い。
でも、将来、伸びていくのは、挑戦を続ける「ボケ」の方だ。
滑っても、またボケればいいのだ。ボケは最強だ。
スベるリスクは考えながらも、挑戦をやめないこと。