コロナウィルスと猫

2020年7月25日犬猫

コロナウィルスとFIP

猫コロナウィルスに関して言えば、
今いる猫たちの半数がキャリアでありながら不顕性感染で
何らかの要因でこれが変異を起こし、FIPになると一転、
致死率がほぼ100％になる。

猫のコロナウイルス感染症　猫伝染性腹膜炎（FIP）と猫腸ウイルス（FECV）感染症

コロナウィルスが流行し始めた時、
「ただの風邪だ」
と一部の人は言っていたが、その後著名人も含めて亡くなる方が続出し、
「風邪なんかじゃない！」
という考えに染まった。

でも今は？重症者や死亡者の話が出ないのは何故だろう。
偏重報道のせい？効果的な治療法対症法ができたから？

猫のコロナウィルスを考えると

「ウィルスが変異しているのかも」

という意見も、充分考えられるなぁと思いました。

ウィルスの検査

ウィルスは菌よりもずっとずっと小さいものなので、
そもそも検査して検出するのもすごく難しいと思う。

恐ろしいネコの病気　猫伝染性腹膜炎　FIP

検査の精度ってすごく大事だなぁと思いました。

有名な数学のクイズがあります。

99%の精度の検査で、
陽性が出た人が実際に感染している確率は・・・1%

え？なんで？どういうトリック？
なんかちょっと騙された感はありますよね。
詳しい解説は下記サイトを。

有名な数学クイズ「検査を受ける少女」で裏切られる直感の罠

猫科動物にうつる？

猫に今回の新型コロナウィルスが感染し、
猫間で感染が広がっているという論文が
東京大学医科学研究所から発表されています。
新型コロナウイルスはネコの間で感染伝播する

が、世界で見ればものすごい数の感染者が増えているにも関わらず、
数例しか見られていないのと、
論文にもあるように
明らかな症状を示さない
ということなので、そこまで心配する必要は内容です。
それよりヒトの心配をした方がいいってことでしょうね。

論文のリンク先にも厚生労働省と日本獣医師会のホームーページが
掲載されていますが、くれぐれも冷静かつ慎重な対応を。