狂犬病ワクチン
狂犬病ワクチン打って来ました
狂犬病予防法
先週狂犬病ワクチンを打ちに行ったら
「まだ早い!」って先生に言われて、一週遅れて今日打ってきました。
体重も先週13日に9.8kgだったので一週間で約1kg増。
これからどんどん大きくなると思います。
ドライフードをいっぱいあげても残しがちなので
カロリー高めの幼犬用にして、お肉トッピングも増量。
贅沢ご飯になっております。
子犬はぷくぷくしているくらいがちょうどいい。
@samoyed_volga##あさんぽ ##落ちたけど無事##samoyed##前見て歩こう♬ 子犬のお散歩 (feat. HKP) – ALL BGM CHANNEL & MimiTV
狂犬病ワクチン
ここで狂犬病ワクチンについて整理します。
これは昭和二十五年に制定された狂犬病予防法によって定められていて、
第四条 犬の所有者は、犬を取得した日(生後九十日以内の犬を取得した場合にあつては、生後九十日を経過した日)から三十日以内に、厚生労働省令の定めるところにより、その犬の所在地を管轄する市町村長(特別区にあつては、区長。以下同じ。)に犬の登録を申請しなければならない。
とあります。続いて
第五条 犬の所有者(所有者以外の者が管理する場合には、その者。以下同じ。)は、その犬について、厚生労働省令の定めるところにより、狂犬病の予防注射を毎年一回受けさせなければならない。
ということです。ヴォルガは4月2日生まれなので
生後90日(7月2日)〜30日以内(8月2日)までに接種しなさい、ということ。
先に混合ワクチンを接種してしまうと、狂犬病ワクチンを打つタイミングが
8月2日を過ぎてしまう可能性もあるので、先に狂犬病を打ちます。
狂犬病については何度か記事にしたので
お時間ある方はぜひそちらも。
狂犬病予防注射 3,300円
ワクチン証明を持って区役所へ。
ここで「登録」を行います。
動物病院の方で登録を代行してくれるところも多いと思います。
いつもならお願いしても良かったのですが
看護師さんが
「忙しくて登録遅くなっちゃいそうです・・・」
とのことでしたので、その足で区役所に行っちゃいました。
![](https://dogcatplant.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_9712-scaled-e1595246292131.jpg)
こんな登録申請書を出して、、、
注射済票(赤い骨の形)、登録鑑札(シルバーの犬の形)、
「犬」のシールをもらって登録完了!となります。
(まだ「犬」シール配ってるんですね・・・もう廃止になったのかと)
登録は一生に一回だけOKですが、
ワクチン接種、済票や鑑札は毎年必要になります。
登録手数料3,000円
済票交付料550円
料金表を改めてみたら再交付手数料ってめちゃくちゃ高いんですね・・・汗
無くさないようにしましょう。。。
多くのドッグラン、ペットホテル、カフェなど犬連れの施設では
混合ワクチンと狂犬病ワクチンの接種が終わっていないと
利用できないところが多いです。
まとめ
日本では世界でも数少ない狂犬病清浄国です。
狂犬病はワクチンを接種していないと致死率がほぼ100%です。
新型コロナウィルスなんてちょろいもんです。
先日、外国で狂犬病に罹患した人が日本で亡くなったというニュースがありました。
フィリピンから来日後に狂犬病を発症した患者(輸入感染症例)について
恐ろしいですね。
集団免疫
新型コロナウィルスで連日マスコミが放送することによって
一般の人たちもウィルスやワクチンについての関心や知識が高まりました。
集団の中でどれだけの人が免疫を持てば、爆発的感染(オーバーシュート)を防げるか、
というのをちゃんと計算して式にしている頭のいい人がいるんですね。
これを集団免疫と言います。
これによると、60%〜70%なんだそうです。
ところが、今の狂犬病注射接種率は、
登録している犬たちの70%しかいないそうです。
いいですか?「登録している犬たちの」です。
そもそも登録なんてしてませんって犬はカウントされていません。
推測の域を出ませんが、
そうなると接種率は50%がいいとこじゃないでしょうか。
狂犬ワクチン見直し(7204). – 公益社団法人 日本獣医師会
①厚生労働省調査によれば,平成 29 年度における犬へ の狂犬病予防注射頭数は 4,519 千頭,犬の登録頭数は 6,326 千頭,予防注射実施率は 71.4%とされている. しかし,一般社団法人 ペットフード協会調査による 犬の飼育頭数は 8,920 千頭であり,これに対する予防 注射実施率は 50.7%となる.
このままでは万が一、国内に持ち込まれた時に爆発的感染を止められません。
もう一度言いますが、これは法律なので、絶対打つのが当たり前ですからね。。。
マナー向上、愛護法、数値規制が最近話題になっていますが、
まず法律という最低限のルールが守れるようにしていく方が先かもしれません。