花粉症

生きもの

ヒノキ花粉が拡散中

涙と鼻水だけではない

春のこの時期、マスク&引きこもりといえば花粉症の専売特許だったのですが。
ウィルスはマスクの目を抜けますが、花粉なら防げるものが多いです。
顔に手を触れないという意味で一定の効果はあると思いますが、
花粉アレルギーだって時に命に関わります

今日は朝から頭痛が激しく体が重い。
喉や鼻の奥、粘膜の部分がヒリヒリして風邪の時とはまた違う感じ。
花粉多そうだなぁと思っていたらニュースで
「ヒノキ花粉がピークを迎えています」
とのこと。うん、花粉探知機正常作動中。

目に見えないけれど、そこらじゅうにいっぱい飛び回っているかと思うとぞっとします。

じわじわ広がるアレルギー疾患

今は花粉以外にもいろんなアレルギーが出てきていますよね。
昔はこんなにアレルギーってなかったと思うんです。

花粉症の説明でよく言われるのは
「コップの水が溢れる」
とよく表現されますよね。

花粉がある程度蓄積されると、処理しきれなくなって
水があふれる=花粉症が発症する
という説明ですね。

それが正しいとすると、高齢の人ほど蓄積量が多くなる
=花粉症になりやすいはずなのに、若い人に花粉症をはじめとした
アレルギーが多く、高齢の方ほど少ないですよね。

少子高齢化と言われていますが、若い方ほどアレルギーが多い気がするんです。

つまり、若い方の生活の中にアレルギーになるヒントがあるのではないかと。

また、外国の方ってピーナッツアレルギーとか多いそうですよね。
人種によってもアレルギーの出方が違ってくるというのは興味深い。

腸内細菌叢が原因になっているのかもしれませんね。。。

腸内フローラの研究もまだまだこれから。楽しみです。

 

花粉症を悪化させる意外な犯人

ヒスタミン


よく、雨の翌日、風の強い晴れの日に花粉が多く飛ぶらしいのですが、
雨がザーザー降ってるとき、曇りの日なのに花粉症の症状がひどいことがあるんです。

おかしい。花粉が少ないはずなのになぜ症状がひどいのか。
花粉症ではないのか。

と思っていろいろ調べると、雨の日でも症状が治らない、
あるいは症状がひどく出ると言う人はかなり多いことがわかった。

いくつか理由はあるようですが、大きくは2つ。

1.雨や風などによって花粉が水分を吸って破裂して細くなるから

2.低気圧の影響で副交感神経が優位になり、ヒスタミンが増加
アレルギー反応が強く出るから

ということです。なるほど。。。

様々なアレルギー症状を出す原因がこのヒスタミンなのです。
本来は体に入ってきた異物を排出することなので
正しいのは正しいんですけど、

過ぎたるは及ばざるがごとし。

で、過剰になりすぎていわゆるアレルギーになってしまうんですね。

魚介類

先日、イカを食べてすぐに、花粉症のようなアレルギー症状が出たのです。
それまでは全く元気だったのに、です。

もともと魚介類のアレルギーは持っていなかったし、症状は花粉症なんです。
これもまた調べました。

アレルギーのようでアレルギーじゃない「ヒスタミン中毒」

ヒスタミン食中毒

なんと、魚介類にはヒスタミンが多く含まれてることが多いんですね!

ここでもまた、ヒスタミンですよ。

ところが、血合いの多い魚に多いとありましたが、イカの表記はありません。
おかしい、絶対におかしい。

さらに調べていくとどうも発酵食品にも含まれるらしく、、

はっ・・・

そういえば作ったわ!

これからは魚介も気をつけてイカないとダメなのか。

花粉症の薬

花粉症の薬にもいろいろあると思いますが、多いのは抗ヒスタミン剤です。

薬のCMでも見かけたことがあるかと思いますが、
ヒスタミンに先回りして、受容体に栓をしてブロックすることで
症状を緩和するのが抗ヒスタミン剤です。

重要なのはそもそも「治療」ではないということです。
症状を緩和させているだけで治っていません。

抗ヒスタミン剤を多用すると、感受性が悪くなったと体が反応し、
受容体を増やしていくらしいです。

つまり、より、過敏になる=酷くなる

ことになるそうです。
年々使用量を増やしていかないと効果が薄れるんですね。

使っちゃダメ!ってことではなくて、
効果や副作用を知った上で上手に使っていきたいです。

 

ペットとアレルギー

犬猫にも花粉症があるとは言われていますが

調べれば、犬猫にも花粉症があります!と書かれているサイトも多いですが、
実際に、花粉症です!という犬猫に会ったことがありません。
抗ヒスタミン剤を飲ませないと鼻水とくしゃみが止まらない!
なんていう子は聞いたことがありません。

どうなんでしょうね?あったとしても症状が軽いか、
かなりレアなケースなのでは?

最近はグレインフリーのペットフードも増えてきました。
花粉よりも食品に対するアレルギーの方が多いのでしょうか。

ペットが持ち込む花粉

散歩に行くことで、毛に花粉がついて家の中に持ち込まれるということは
多分にあると思います。

玄関で払うくらいはしてみても効果は得られると思います。

犬猫アレルギー

猫アレルギーはよく耳にすると思います。猫がいる家に行くと鼻水くしゃみが止まらないって話。
一方、犬アレルギーは、なくもないですが猫に比べると少ない。

これはアレルゲンが唾液に含まれるから、ですね。
猫は体を舐めって綺麗にするので、体毛に唾液がいっぱい付いています。
乾燥した唾液からアレルゲンが舞い、猫アレルギーが発症します。

一方、犬は体を舐めて綺麗にする習慣はありません。
腕の内側や首筋など敏感な部分を犬に舐められると赤くなったり湿疹ができたり
そういうことは多々あると思います。

唾液に気をつけていれば上手にアレルギーと付き合うこともできると思います。

私なりの予防法

「取る」から「減らす」

昔は花粉症を軽減させるために、いろいろ頑張って摂取していました。

じゃばらだったり、レンコンだったり、ヨーグルトだったり。

でも目に見えて良い効果はなかったんですよね。
なのでここ数年は「取る」から「減らす」方に注力しています。

代謝には酵素が必要

花粉を体の外に追いやる、代謝には「酵素」が必要になります。
一方、ご飯を食べて消化・吸収をするのにも「酵素」が必要になります。

消化に手こずってそちらに酵素がいっぱい使われると
代謝の方への酵素が足りなくなります。

花粉を追い出すのに手こずってしまう=花粉症発症

ということ「らしい」んですね。

なので酵素をいっぱい動員しなければならない食品を避ければ
治すことは難しいかもしれませんが、軽減させることはできるでしょう。

酵素をいっぱい使う食べ物その1 小麦粉(グルテン)



パン、大好きなんですけどねー。パスタも。
でも小麦に含まれる「グルテン」はお世辞にも消化にいいものではないようで。
花粉の時期だけはあまり取らないようにしています。

最近はグルテンそのものにアレルギーがある人も多いためか
グルテンフリーをうたった食品も多く見られるようになりましたよね!

酵素をいっぱい使う食べ物その2 乳製品(ガゼイン)


チーズをはじめとした乳製品に含まれるガゼインもあんまりよくないそうです。
牛乳はそんなに飲まないですけど、チーズは好きなんだよなー

体を鍛える人にとっては馴染みあるものですよね。
プロテインに多く含まれるたんぱく質です。

食べるな、というわけではありません。
花粉の時期には控えたほうがいいかもよ?ってことです。

酵素をいっぱい使う食べ物その3 トランス脂肪酸


トランス脂肪酸の代表はマーガリンですね。
グルテン、ガゼインは完全に悪者ではなくて、
「バランスを見て摂取しましょう」なんですが、
このトランス脂肪酸に関しては「悪者」です。
海外では食品に使用するのを禁止している国もあるそうです。
分子配列がちょっとだけ違うのを「トランス」と言います。
脂肪酸の記事
昔から脂(油)は重宝されていたのですが、傷みやすい、酸化しやすいのが欠点でした。

ところが、ちょこっとだけ分子配列が変わった「トランス」になっただけで
非常に酸化しにくい、保存に適した脂になったんですね。
ばんざーい!大発見だー!と思っていたら、
なんのことはない、プラスチックと変わらないものだったんです。
そりゃー保存も効きますよね。。。

今、ナノプラスチックが海洋汚染につながると問題になっていますよね。
一時期、某有名コーヒーショップがストローにプラスチックを使わないようにする!
ってニュースになりましたけど、その後どうなったんでしょう??
一時的なブームで過ぎ去ってしまって欲しくないことですね。

そんな問題になっているプラスチックを積極的に食べちゃうなんて絶対よくないですよね。。。

以上3つが全部入っているのが、
コンビニの菓子パンです。

言われてみれば会社員時代は朝、昼、しょっちゅうコンビニパン食べてました。

これら3つを控えてる今、
今年はまだアレルギーの薬を飲んでいません。

(今年は例年より少ないらしいですけど)

 

くどいようですが、絶対に食べない、というわけではありません。
(最後のトランス脂肪酸だけは取らなくていいと思います)
花粉症でお悩みの方がいましたら、おためしください。

 

生きもの

Posted by kyotako

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