脂をふかぼり!
脂についてふかぼり
オメガ脂肪酸
最近はドッグフードに
「オメガ3脂肪酸配合」とか「DHA、EPA配合」と書いてあるものが増えました。
なんとなーく「健康にいい」、「頭に良さそう」というイメージ。
実際、なにもので一体どう「いいもの」なのかはわかりませんよね?
逆に、「脂質」「脂」と聞くと「太ってる」「余計なもの」「体に悪い」
という全く違うイメージも出てきます。
生き物の3大栄養素「たんぱく質」「糖質」「脂質」
その中でちょっと面倒くさそうな栄養素、脂肪について掘り下げてみました。
詳しく知りたい人向け参考サイト
犬にオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)を与えると何がどう変わる?
くるみのオメガ3脂肪酸含有量
体に良い油、悪い油
脂肪酸の種類について
オメガ脂肪酸と犬のアレルギーと皮膚炎について
脂肪酸とはどんな物質?
この辺とウィキペディアを読みまくって勉強しました!
いっぱい資料がありすぎるというのも考えものですね。
脂肪酸(Fatty acid)とは
“脂肪酸とは:長鎖炭化水素の1価のカルボン酸である(wikipediaより)"
うーん、ちょっと何言っているかわかりません。
“脂はグリセリン1個に脂肪酸が3個ついた形をしています“


脂は生き物の体内でグリセリン1個と3個の脂肪酸に分解されて吸収されます。
グリセリン2割、脂肪酸8割。
ふむふむ、要するに脂肪酸=脂肪、脂、の部品ですね。
脂質は活動するためのエネルギーだったり、
体を作る細胞の細胞膜を作ったり、ビタミンを吸収するなど、
生き物の体の構成や、活動のために欠かせない栄養素なんです!
脂肪酸の種類
グリセリンにくっつく3種類の脂肪酸はたくさんの種類があります。
飽和脂肪酸:牛乳、バター、赤肉
オメガ9脂肪酸:オリーブオイル、ナッツ、アボカド
オメガ3脂肪酸(αリノレン酸):くるみ、亜麻仁油
オメガ3脂肪酸(EPA、DHA):青魚
オメガ6脂肪酸:大豆油やコーン油
ふむふむ、それぞれの油によって含まれる脂肪酸が違うんですね。
なんでオメガ脂肪酸なの?
脂肪酸の研究は数多く行われていて、
一定の健康促進効果があることがわかっています。
- 骨関節炎
- 変形関節症
- 心不全
- 慢性腎不全
- がん
- 認知症
- てんかん
- 攻撃性
その治療や改善につながる可能性が高いのがこの脂肪酸なのです。
ただ、どの程度摂取すれば良いかまではわかっていないようです。
NRC(全米研究評議会)による、犬のオメガ3脂肪酸推奨摂取量は
体重1kgあたり15〜20mg程度とのこと。
過剰に摂取すると健康被害が出るという話もありますし、
オメガ3とオメガ6の摂取バランスが大事とも言われています。
今後の詳しい研究を期待していきたいですよね!
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もうね、めちゃくちゃ面白いですこれ。
ちょっと操作に慣れるまでにコツが要りますけど。
慣れるとスイスイ作れます。
とりあえず、不飽和脂肪酸の中でもっとも炭素の数が少ない
クロトン酸を描いてみました。
何これちょー楽しいですけどー!
脂肪酸?不飽和?オメガ?
再度、脂肪酸とは
“脂肪酸とは:長鎖炭化水素の1価のカルボン酸である(wikipediaより)"
炭化水素というのは炭素Cと水素Hの化合物。カルボン酸はCOOH。
こんなやつですね。左側のCがズラーッと長くなって
最後は右のCOOHで終わるやつを脂肪酸と言います。
Cは手が4本、Hは1本、Oは2本って習いましたよね
結合の手
Cの手が二重になっていて手が余ってるのを「不飽和」といいます。

Oがついてる方をデルタ側、逆をオメガ側と呼び、
不飽和結合がオメガ側から数えて何番目にあるかで
オメガ3、オメガ6、オメガ9と呼ぶのだそうです!
しらんかったー。ってか知ってる人あんまりいないんじゃない?
これを踏まえて、EPA(エイコサペンタエン酸)を描いてみる。
C21H32O2
トランス脂肪酸
最後に、悪名高い、トランス脂肪酸について。
すぐにわかるトランス脂肪酸
農林水産省のホームページ。厚生労働省じゃないのね。
このHのつき方が、トランスだからトランス脂肪酸。
ほんのちょっとの構造の違いなのに変わってくるんですね!