品と心

国づくり, 犬猫

日本語は難しい

品「しな」ではなく、「ひん」です

最近、英語とスペイン語を勉強していますが、
日本語がいかに難しいかがよくわかってきます。

今回取り上げたいテーマは「品」と書いてひんです。
品を英訳する際、様々な単語が出てきます。

refined(洗練された),classy(上品な),elegant(エレガント)・・・
上品といえば確かにそう。でも今回のとは違う

dignity(尊厳),honor(名誉)
うん、こっち。この感じです。

ライブ配信でのギフト

ライブ配信において、いわゆる 「投げ銭」をもらうことが、
その人の「信用」を知らないうちに消費してしまっているよ!
本当に助けてもらいたい時に、支援されなくなっちゃいますよ!

と、前から警鐘をならしていた私ですが、
あるライバーさんは

「いや、持ってる人は持ってるんですよ
ギフトで数十万使っている人も、ちゃんとオフ会にもきてくれますし、
いざ、支援して欲しくなった時もちゃんと支援してくれますよ。
支援してくれる気持ちとかお金が無くなることはないと思います
多分、そういうことをしたい人たちなんです。私たちは
アイドルではないけど、そういう存在に貢ぎたい人たちがいるんですよ」

うーん、、、

そういうことじゃない

アマゾン欲しいものリスト

これも人との話の中で出てきた話。
最近、「アマゾン欲しいものリスト」なるものがあるらしく、
必要なものをリストアップしておくと、善意(?)で誰かが
それを買ってくれるというシステムがあるらしいです。

「半分冗談で載せてたらこんなものを買ってもらえた!」
「えー!じゃあ私高級バッグとか載せとこうかな♪」
「そうだよ!やってみなよ!私じゃあ財布載せるとくわ」

冗談で済めばいいのだけれど、そうでもなかった。
その話題にとても乗ることができず、私は席を外してしまった。

うーん、、、

何かが足りない。

みんな物乞いに成り下がっていいのか?

いろんなところで感じる「違和感」
そういうシステムがあるのだから、利用してダメということではない。

クラウドファンディング然り、オンラインサロン然り、
信用をお金に替える換金システムを使って
比較的簡単にお金を集められるようになった。

でも「信用」以外に、もっと大事なものがあった

ある人物の話

前に酒を飲みながら話す機会を得た。
その人の「信用」は莫大で、
その人が「ピンチだ!助けて欲しい!」となれば
多くの支援が集まることは明らかだった。

でも、本当にピンチだった時に、その人はそれをしなかった。

なぜか。
その人は言った

「品」が大事なんですと。

その後も会話が続いていたけれど、
細かい話の記憶が吹っ飛ぶくらい、その一言が、刺さった。

そう!「品」が大事なんだよ!
聞いたか?みんな?

別の言葉で表現している方がいました(言語化が難しい)

人の心までを利用しない

と。そう!そうなの!
多分、言いたいこと、気持ちは同じ!
(だと勝手に思ってる・・・)
語彙力のなさが悲しくなるけど。

伝われ!この気持ち。

書き並べると、ふむふむってなるんですけど、
実際これら⇧の事象、時系列はバラバラで、
そんなタイミングよく
物事や話が続くことってないですよね。
ある時、あ!こういうことだったか!と
つながる瞬間ってありますよね

「信用」が変わってきている

これまで「信用」には「心」が含まれているものだと思っていたのですが。
信用が「お金」に換金できるようになってから
信用から心が切り離されてきている気がします。

作為的に信用を作り出し、
心を利用してお金を得ることも
できるようになった

詐欺やカルトのような。

今のこう言う時代だからこそ、
「心」や「品」を大事にしていかなければならないと
改めて思ったことでした。

私がこれからやろうとしていることも。
品と心。これは守る。これを無くしてはいけない。

国づくり, 犬猫

Posted by kyotako

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