新しい保護シェルターの形!

犬猫

理想型!新しい保護施設ができました!!!

SPA(Society for the Protect to Animals)に行ってきました!

先日、Facebookの広告で見かけたんです。
私みたいに動物系の投稿をしていると、AIが認識して
動物関係の広告が出てくるものなんですが、
「今までの保護施設にはない、世界基準のシェルター」
という言葉にいい意味でひっかかったんですよね。

ホームページを拝見したら、おっ?!これは?と思いました。

早速、メールを送らせていただき、取材をお願いしたら、
なんとなんと、代表の方から是非!と快諾を頂けました!(嬉しすぎ)

ただでさえ、こんなホームページやってますからね。
有る事無い事書かれるんじゃないかとか、
揚げ足取られて叩かれるんじゃないかとか
(そんなことしたことないですけどね!)
いずれにせよ、取材許可を頂けまして、今日早速行かせていただきました!

なんと8月29日にできたばっかり!ホヤッホヤの施設でした!

※9月13日にYahoo!ニュースに出ていました。先越された。でも着目点は悪くない笑



外観はお洒落なショップ

お洒落な外観!ネガティブイメージは一切ナシ!


JR大森駅から徒歩6分。商店街の一角にある、お洒落な外観のお店。
保護施設というより、お洒落なショップ感覚で見てほしいと代表の齋藤さん。

保護活動というネガティブなイメージを払拭してくように狙ってのこと。

そう!その通り!私がずっと思っていたこと。

店舗名もSociety for the Protect to Animalsの頭文字、SPAだけのシンプルな看板。

あまりゴチャゴチャとさせず、すっきり、お洒落を意識して作られてますね!

中まで見渡せる内装

そして、写真を見てもお分かりいただけるように、
中も全部見渡せるようなガラス張り。非常にオープンな感じ。
入ってすぐ、目に入るのは大きなモニター。協賛企業の広告を流す予定とのこと。

これも、私が言っていたように、保護活動をやるためには
ちゃんと、運営資金(収入)がないと維持できない!
というところが、しっかり押さえられています。お見事。

店内の匂いも全くナシ!


私のように犬猫の仕事をしていると、匂いがあっても「しょうがないよね」と思えるのですが

ここは、全く、全然、しません。
施設が新しいからでしょ?と思われますが、全く対策をしなければ
1週間で匂いは出てきます。

匂いが出やすい水族館まで足を運んで研究したそうです。
全てのケージに換気扇を設置し、壁を換気道にしているそうです。スゲェ。
建物の構造から匂い対策を徹底して行っていました。

初めて犬猫を飼われる方にも来れるように、嫌なイメージを徹底して排除されています。



犬猫たちは一律6万円で譲渡

ここも共感が得られるところ!私は以前から
里親であっても価値をつけてしっかり料金を頂くべきだ!」
と言っていましたが、ちゃんとやられております。
ウチは実費だけしか取りません!というところもありますが、
病気を持っている子達もいれば、不妊去勢の必要性も出てきます。
逆にあまり手がかからずに済む子もいるでしょう。

ある子は経費がかからないから1万円で
ある子は手術をしたから10万円

だと、うーん、、、ってなりませんか?
そこを慣らして平等にしているんですね。よく考えられています。

他の団体さんのような厳しい条件はない

トライアルや迎える前の面談はありますが、他でよくある
「一人暮らしの人はダメ」、「高齢の人はダメ」という
足切りのような条件はありません。むしろそういう人ほど飼ってほしいと。

里親で断られた人たちは、仕方なく
ショップで犬猫を買わざるをえないことになりますよね。

専門の弁護士さんと相談して契約書をしっかり作ることによって
厳しい条件をなくすようにしているそうです。

また、ペット信託や老猫ホームとも提携していて
万が一の時のサポートも合わせて行ってくれるという徹底ぶり。

最強

募集中のシェルティは欠点が多くて販売できなくなったこだそう。全然問題ないでしょ

ショップもいいけど、SPAもあるよ。選択肢の一つとして

ここではサポートも充実、専門スタッフもいるので
初めて飼う方にはそれ向きの子をちゃんとご案内できるようになっています。

ペットショップでも初心者に難しい犬種を売るのはちょっと・・・ですよね。
保護施設でも同じですね。

ショップがダメ!ということではなく、
犬猫を迎える方法の一つ、選択肢の一つとして
SPAも考えていただけたら嬉しいです

とおっしゃっていました。

代表の考え方が素晴らしい

将来的には海外の保護団体とも連携していきたいと言っていました。
確かに、日本の保護犬を日本だけでなんとかしなければならない、
というルールはないですもんね。
ピットブルとか特殊犬は海外の方が需要が高いのと、
海外の方がシェルターの文化が元からあるので
ほぼ、100%新しい家が決まる、
という強力なバックボーンがありますね。

人口も文化も違いますもんね。それも最強。

いやー参りました。ここまでちゃんとしている施設ができたとは。

このスタイルがどんどん広がって、かっこいい、新しい、保護の形が
出来上がってくれば絶対良い!と思いました!!

はなこちゃん飼い主が離婚⇨海外赴任で行き場がなくなってしまったとのこと。
保護も一緒で愛情だけでは犬は飼えない。
犬のために仕事を辞められるか?となるとね、、、
仕事がなくなって収入ゼロになったらまた飼えなくなりますからね。

SPAが広がれば・・・

「保護の子」ではなくて、「SPAから迎えた子」ってなればいいですね!
「あ、ショップっていうかそっちね!」という感じ。
どうしても、わかりやすく伝えるためには保護とかシェルターという
表現を使わないといけないのですがね。浸透すればいいですね!
生体販売を止めたペットショップとSPAの差が
ほとんどなくなってきている感じですよねー

保護をやられている方、これから考えている方

どうしても保守的になりがち

これは保護施設だけの話ではなく、普通の企業であっても
これまでのやり方をほんの少し変えるのも、大変だったりしますよね。
私も経験があるのでよくわかります。掃除の方法一つ変えるのにも大変だった。
こられ方はいいな、と思ってもそれを実行していくのはね・・・
これから新しく始める方も是非見に行ってほしい。SPA応援します。

アプリを登録してみて!!

SPAアプリ
これなかなかの優れもの!
里親を出す方と引き取りたい方とのいわばマッチングアプリみたいなものかな?
これがあれば全国の里親がSPAで行えることになります。
今募集中の子たちも見ることができます。ご登録を!!

私もこれを見習って新しい保護里親のシステムを広げていきたいと思います!!



犬猫

Posted by kyotako

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