ネコについて学ぶ本
ネコについての勉強は少ない!
前回の記事で2022年2月22日は2が並ぶスーパーキャットデーであるとご案内しました。
私も2月22日、23日は宝塚市で行われるイベントにお呼ばれされていますのでご都合が会う方は是非お誘い合わせの上、ご来場くださると嬉しいです。
で、まぁこれもタイミングということで、またネコについて勉強し直しています。
イヌネコについての勉強、研究は意外と歴史が浅いのです。
おそらく身近すぎたというのが理由だと思います。ネコは犬に比べるとさらに遅れています。身近でありながら謎多き存在なんですね。
私のところにもイヌの本は数多くあってもネコはやはり少ない。
再勉強も含めて引っ張り出してきたネコの本をいくつかご紹介。
ネコというより哺乳動物学者として著名な今泉先生の著書。
脳の構造から掘り下げて行くあたりが先生らしい。他の哺乳動物にも比較・応用がきく内容となっています。細かいところまでは書いていないですが、その分、自分で考えて掘り下げて行くことができます。入門編としてオススメ。
こちらも有名な本ですね。私が動物王国時代、猫缶をクリッカー代わりにしてトレーニングしていたんですが、そのクリッカーを使ったトレーニングの話も掲載されています。有名な三毛猫がなぜメスがほとんどなのかという話も。ボリュームも含めてとても満足いく一冊。
ネコの行動学の集大成的な一冊。これを読めばだいたいネコのことがわかります。バイブル的な存在。
これらを読んでもまだまだ分からないことがたくさんあるのがネコです。
なんでセントバーナードのような大きなネコは作られないのか。
三毛猫はメスしか存在しないというけど、イヌにはオスメスともに三毛がいるのはなぜなのか。
ネコにパテラが少ないのはなぜなのか(←全身骨格標本を見たい!)
などなど。
勉強すればするほど、分からないことが増えるんです。