ムツさんと猫
ムツさんと猫
文豪と猫の相性よ
多くの人を魅了する猫ですが、名だたる文豪たちもその例外ではありません。
「吾輩は猫である。名はまだ無い。」
本に疎い人でもそれくらいは知ってるよ!という
夏目漱石の「我輩は猫である」を代表として
「文豪と猫」というのは相性が良いみたいです。
そもそも作家という職業は引きこもりのインドア派。
創作活動には究極に集中されたエネルギーが必要で
それを作り上げるためにその倍以上のぼーっとした時間を持つ。
まさにそれはハンターである猫とぴったり。
(※あくまでも個人の考えです)
ヘミングウェイの猫
「武器よさらば」(A Farewell to Arms)
はムツさんが英語の勉強のために読むといいと言う。
アーネスト・ヘミングウェイの有名な本
そんなヘミングウェイが飼っていた猫が多指症だったのは有名な話です。
ムツさんと猫
犬に関するムツさんの本は数多くありますが
猫が主になっている本は本当に少ないです。
ムツゴロウマニアを自称する私の調べではわずか2冊でしょうか。
そんな数少ない一冊がこちら。
読んだ方はご存知だと思いますが、この本も実は猫100%ではないんですね。
冒頭はブッシュマンの話、続いてダチョウの卵の話。
あれ、一体私は何の本を読んでいたんだっけ?と言う気持ちになります。
その後もあぁ、よかった。猫の話だ、と思ったらライオンの話になったり・・・
猫に関連づけて他の動物のこともいっぱいいっぱい書かれています。
珠玉の写真集シリーズの一番最後、10番目、、、
まさか、あ!猫忘れてた!って作ったわけじゃないですよね・・・
ムツさんは猫が苦手なのか?
あれ、、もしかしたらムツさんは猫が苦手なのかな?
と思ってしまうかもしれません。
いえいえ!そんなことは絶対にありません。
何と言っても猫を主人公にした映画を
世界中でヒットさせたお人ですから。
猫の行動を知り尽くさないと、こんな作品は絶対作れません。
ではなんでなのか。
理由はおそらくこの人
ジェルミ・エンジェル
イギリスの名門オックスフォード大学で学び、
当時教授だったかの有名な動物行動学者、
ニコティンバーゲンの弟子とも言われたエリート。
世界を回るムツさんの通訳として、英語・日本語が堪能なのは当然のこと
動物のことに関しても専門で学んでいると言うすごい人が
動物王国で「猫」を担当してたんです。
屋内馬場があったところに100匹200匹を飼って
猫の行動観察をしていたらしいのですごいことですよね。
ムツさんの性分として、スタッフが手を出し始めると、
一切口を出さず、全てを任せてしまうんです。
おそらく、猫本が少ないのもそう言うところが原因なのかな
と勝手に思っています。
ムツゴロウの656
唐突ですが、ムツゴロウさんのYouTubeが始まりました。
これから656回にわたって世界の話、動物の話が始まるそうです。
その記念すべき第1回がアップされていますので
是非ご覧になってみてください。