ドイツの犬事情と教育文化を考える

犬猫

ドイツのペット事情

テレビからスマホへ

最近はライブ配信を見たりやzoom会議をやる機会が多くなり、
小さいスマホの画面を見て、話しかけたりする時間が増えました。

ふっと我にかえる時があります。

「何してんだろ?」

って。10年前の自分が見たら驚くでしょうね。

ドイツにおける犬の話

zoomでドイツ(フランクフルト)に住んでいる方とお話する機会がありました。

(あくまでも在住の方から聞いた話なので
誤解があったり地域限定のことだったりする可能性があることを予めご了承ください)

ペット先進国としてよく取り上げられるドイツ。

ペットショップに生体販売がないのはもちろんのこと、
公共交通機関やお店にも伴侶として連れて行けるようになっているそうです。
しつけがなっていない犬も見ることがない。

ティアハイムと呼ばれる保護施設は寄付で運営できています。

ティアハイムとは~ペット先進国ドイツの動物保護事情

一方で、犬を飼うには税金があったり、
厳しい審査やルール(一日何時間以上散歩をさせるなど)が定められているそうです。

そんな細かく飼い方までがんじがらめにされるのは嫌だなぁ・・・
とは思いますが、それがまたドイツらしいやり方なのだろうと思いました。

アニマルウェルフェア(動物福祉)

聞いていると、全て一つなぎの「文化」なんですよね。
それが「当たり前」の世界。

ドイツの犬の保護に関する法律

法律も、文化も、経済事情も、習慣も、生活スタイルも全部違います。

そんな中、保護団体運営方法や生体販売禁止など、
一部だけを切り取って日本にはめ込んでも、うまくいかないんです。

ロボットの部品交換と人間の移植手術は全くの別物。

教育から

文化はどうやって生まれていくのか。教育ですよね。

日本の学校教育の中に、どれだけ動物福祉の授業があるでしょうか。

私が小さい頃は小学校でうさぎ小屋、ニワトリ小屋があって
「いきものがかり」がいましたが、
いまは騒音や匂い、病気予防(鳥インフルエンザなど)の観点から
学校でいきものを飼うところが減っているそうです。

もちろん、教育は学校だけで行われることが全てではなく、
家庭でそういうことをやればいいというのもありますが、
これでは動物福祉の文化が進むはずがないな、と思いました。

北海道で馬を飼う同志も、
子供の教育について考えるべきだと言っていました。

私が今後作ろうと目指していくところも、
まさにそういうことを考えていく場なのですが、
学校のウサギ小屋、ニワトリ小屋まで置けなくなってきていると聞いて
前途多難だな、、と思いました。

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Posted by kyotako

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