ネズミのおしえ

ムツさん, 書評, 生きもの

ネズミってすごい

あのミステリーハンター

前の記事でミステリハンターとして活躍されている篠原かをりさんが
「女ムツゴロウ」と呼ばれていると知った話を書きました。

その後気になって篠原さんが書いた本を見つけて最初に買った本がこちら。

専攻は「環境情報学部」と、ちょっとよくわからないんですが、
動物においてはネズミが専攻らしく、
家でたくさんネズミを飼っているそうです。

これまで、牛や馬など身近な動物を深掘りしてきましたが、
ネズミも、同様に、身近な動物でありながら、
全然知らないことがたくさんありました!

・哺乳類の半分はネズミ
・野生のハムスターは絶滅危惧種で幻と言われていた
・「ドブネズミ」は「ファンシーラット」で流通している
・ネズミも笑い、共感や嫉妬、孤独や後悔を感じている

うわー全然ネズミのことを知らなかった・・・。

ネズミと言うと嫌われ者のイメージもありますが、
世界で最も人気のあるキャラクターがネズミだったり、
様々な動物実験にマウスやラットが使われて
そのおかげで薬や生命の謎が解けたりして私たちが
助けられているというのも事実としてあります。

長い人類の歴史の中で、
良くも悪くも最も身近な存在だったことは疑いようもないですね。

驚くべきネズミの生態

最近はペットとしての需要も高まっているネズミの仲間ですが、
古くから実験動物としても利用されてきました。

何と言っても多産で、繁殖力が旺盛で、世代交代も早い。
いろんなことを調べていくのに非常に都合が良かったんですね。

しかも!

仲間に対する思いやりの心(共感)だったり
嫉妬、孤独、笑い、社会性・・・

それはもう人間と同じだ!と思うようなことが
ネズミにもちゃーんと起きているということが、
最新の研究で明らかになっています。

私も正直、ちょっと甘く見ていたところがありました。
でも、本当に知らないことばかり!

1匹のネズミが
ある行動を取ると、仲間にストレスがかかり、
苦しむ姿が見られるようにする仕掛けでは
そのネズミは自分のメリットを捨てても
その行動を取らなくなる(我慢する)のだそうです!仲間思い!

でも、、、報酬が3倍になると仲間のストレスを気にしなくなるらしい。笑

うわーそういうヤツも確かにいるわー!

この本を読むとネズミにめちゃくちゃ親近感が湧いてきます。

そして、ネズミを俯瞰的に見ることによって、
私たち人間を投影して見ることができるようになっています。

ネズミからヒトまで共通して見られる様々なことは、
進化の過程上、それがあることが生き残りに有利だったから

と言い換えることができます。
嫉妬とか後悔とか孤独、、ネガティブな感情も、生き残る上で必要だったんだ。
「ほー!」
と思わず声が出てしまいました。
ネズミの研究の先に、私たちの行動学が見えてくるのがわかります。
本当にすごい!

読みやすいのでおすすめです!

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Posted by kyotako

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