ペットを守るセミナー
ペットを守るセミナーに参加してきました!
ペットの防災の話から
友人に紹介されてペットの防災セミナーに参加してきました!
私も千葉に住んでいて、今年台風15号、19号による被害があり
実際に小規模ながらペットとの避難も経験したので
何かお話しできることもあるかな?と思いまして。
過去記事
ペットとの避難を考える1
ペットとの避難を考える2
ペットとの避難を考える3
今回参加されたのは
防災支援協会、地域貢献、獣医、不動産コンサル、保険会社、、、などなど。
なんか、ちょうどその話が聞きたいところにその方がいる!というような、
過不足のない素晴らしいメンバー構成!素敵。
セミナーというと講師の方が壇上に立って
それを聞くイメージでしたが、
今回は輪になって意見交換する会議のようなスタイル。
有意義すぎて時間が過ぎるのが早いこと。
内容
- ボランティアで回そうとするのであれば今回の趣旨とは異なる
全く同意!寄付頼り、ボランティア頼りでは続かない。
ビジネスモデルを設立し、サスティナブルSustainable(持続可能)な形にするべき。 - 行政に頼るのには限界がある
民間でビジネスモデルとして立ち上げてから - 分離不安→ペットを飼わない人たちは知らない。わからない。
- ペットが好きじゃない、飼っていない人たちの意見、参加、理解、共有が必要
- ペットよりも前にヒト。ヒト(高齢者やハンデを持った方)の避難場所、避難方法
- 高齢者、高齢ペット、両方。
- アレルギーの問題
避難訓練、やろうよ
いろんなお話が出る中で、ペットとの避難を考える3で書いた
ペットとの避難訓練をやったらどうかという案に多くの方からの賛同をいただけました。(わーい!)
- 実際に避難する時にどんなトラブルが起きるか予想できる
- 普段から行き慣れたところならいざという時行きやすい
- むしろ行き慣れてないと行きたくない。
- 犬、特に猫は慣れていない場所ではパニックになりやすい
- プチ旅行のようなポジティブな気持ちでメンタルも守れる
頭が緑の『誰やこいつ?』的な私が
長々と話すことも憚れたので(それでも長く話すぎた気がする)
補足をすると、、、
クレートトレーニングは不要です。
ケージに入れることに慣れさせる「クレートトレーニング」
っていうけど、そんなの要らない。初めだけ。
お出かけ=楽しいってのがわかったら
自分で進んで入るようになるから。
※犬に限る。猫は違う。
車酔いの方が心配
犬種によりますが柴犬、日本犬は車酔いに弱い。
猫も酔いやすい気がする。
分離不安も犬種による
レトリーバー系は少ないと思われる。
とはいえ、飼い主とペットが離れ離れになる避難は
よほどのことがない限り選択しないと思う。
災害時こそ、一緒にいたい!それが家族でしょ。
例:重病で動物病院じゃないと面倒見れない
例:原発事故のようなケース
避難で困るのは犬よりも、猫!
移動に慣れさせたいのは実は犬よりも、猫。
ビジネスホテルのように、「決まった形の部屋」だと
猫も慣れが早いんじゃないかなぁ?という気がします。
猫の場合は道具が多い
そもそも首輪やリード、ハーネスをつけない。
有事の際だけ付けるなんて絶対無理!(ヒトも猫もパニックになってる)
そうなるとケージじゃないとダメ=簡易的な折りたたみケージが欲しい
トイレも必要=トイレができないは尿路結石のリスク
持っていくものが多い〜!
メンタルケアは重要
電気が使えない、暑い、寒い、、、など有事の際の
ストレスは想像以上に大きい。イライラしがち。
災害時以外の時でもペットに優しくないと
普段から電車に簡単に乗れるとか、
公共の場に連れ出せるような社会にしないと、
なんかあった時だけ、
「ペットにも優しくしてよ!」
となるからトラブルになる。
普段からペットに優しい社会にしていきたい。
ペットに優しい街作り
なんと、もうプロジェクトが進みつつあった!
某県の自治体の協力と理解もあって
「ペットに優しい街」
ができつつあるらしい!
■町おこし
過疎化が進む田舎で特に目立った観光資源もないと
人を呼ぶ手段が少ない。そこで
「ペットに優しい街」を打ち出せば
犬猫連れの人たちが訪れてくれる観光資源になりうる。
田舎だから空気もきれい、農地もあって野菜も美味しい。
高齢者の健康も合わせてアピール。
田舎で犬猫と暮らして健康になろうよ。
■空家、空き地の活用
地方、田舎にある空家、空き地を
保護施設、シェアハウス、ドッグラン、犬猫と泊まれる施設
として活用することで地方再生につながる。
これは私たちが考えているプロジェクトと直結する内容!
お手本、先輩、参考事例として是非是非、がっつり、参加していきたい。
ペットの防災から始まりましたが、かなり手ごたえのある内容でした。
来年、防災訓練やEXPOも開催する予定だそうですので
積極的に関わっていこうと思いました。