教えて偉い人

国づくり

パーマカルチャーについて

【自然農法】
・自然農法とは「持ち込まない」「持ち出さない」
いわゆる自然農をやられる方は、「持ち込まない」「持ち出さない」をモットーにしています。
私は動物屋さんなので、いきものを含めた循環、パーマカルチャーを目指して行きたいんですが、私の知り合いの自然農をやってるおじいちゃんは、

「俺は自然農でやってるから、堆肥は入れないんだ」
馬や牛の糞から作られる堆肥、鶏糞などは使わないと言います。
なんだ、ケチ。。。

 

ただそれは「もともと豊かな土壌がある場所でなければ成立しない」ということが前提です。それだけ日本は土壌が豊かなところなんだということがわかります。
一度痩せて、荒れてしまった土地は何も手を加えなければ肥沃な土地にはならないのです。
洪水や天災で土の質が変わる可能性はありますが、治水、治山が進んだ現在ではもうそれも可能性はほぼないでしょう。

不毛な土地は持ち込まなければずっと不毛なままだ。

動物性堆肥は悪なのか

参考記事

SNSでこの記事を拝見しました。
なんと、、、この記事によれば

  • 過去に動物性堆肥を使用していた畑は固く冷たく病気になりやすい
  • 化成肥料と農薬を使っていた畑よりも有機栽培をしていたところの方が自然農に切り替えるのは難しい
  • 貧相な土地を田畑に変えるには動物性堆肥も有効
  • 物性堆肥は土を固くし、酸素欠乏、病気の誘発が起きる
  • 動物性堆肥と不耕起栽培の相性は全く良くない、失敗する
  • 動物性堆肥を使う際は深耕をするべき

なんだかショックな内容ばかりが並んでいます。

先の自然農のおじいさんが、動物性堆肥を嫌った理由もこれならよくわかります。

理解はするけど・・・納得いかない!のは私だけでしょうか。。。

納得いかない

自然農やそれに近い農法では、雑草や野菜くずなどを堆肥化させた植物性の堆肥を使うようです。

ふむふむ!なるほど。植物には植物を与えるということか。

なんか植物界だけで環わっているような印象を受けました。

大きな哺乳動物たちがその輪の中に入ることはないのか・・・

だとするならば、動物たちの排泄物はどうやって循環して行くのか。
植物界を介さず、動物界だけでまわる循環システムがあってもいいはずだ。

 

そういうことじゃない

この地球に生まれて、生き物はみんな繋がって、循環していると思っています。それが自然の摂理、真理。地球のルール。

植物界だけで回っているように見えて、実はそこには分解者(動物)の存在も必須なわけで。
どこかで動物と植物をつなげる循環の輪があるはずだと私は信じています。

ただ、それが見つからない。見当たらない。

どうやって共存、共栄して行くべきか。

パーマカルチャーって奥が深い。まだまだ勉強が必要だ。

国づくり

Posted by kyotako

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