馬と草
馬と草
馬と草の話
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
犬のしつけ
ムツさんて無人島にポンコ、ユキ、星子の3頭の道産子を連れて飼ってたんですよね。
ムツ牧場へ
素敵
馬たちが集まっているので見にいくと・・・
先日私たちが田んぼで作った藁ぼっちのようなものが。
実はこれが乾草ロールの中身。
圧縮された乾草、約300kgの塊です。
これをどれくらいのペースで消費するんですか?
ざっくり計算で、1ヶ月に1頭で1個。
=1個300kgだから1日だいたい10kg
直接地面に置くから全部食べるわけじゃないんだけど。
※北海道ではこのロール1個が1個1万円弱なんですって。
昼夜放牧をしているので基本、使っていない丸馬場、角馬場、馬房などを見学。
1頭だけ追いかけて見にきた子。可愛い。
夕方、暗くなり始めた頃、うちにくる馬たちと実際にご対面
人懐っこい!可愛い!あゆむ、ぽっちゃり。
柵の作りもチェック
北海道は敷地が広いから杭+有刺鉄線で囲ってるところが多い。
コスパがいいですね。
草地はこんな感じ。
こういう短い芝状になった草を好んで食べていました。
長く育った草は苦くて硬くてあんまり食べない。
約500坪あれば馬1頭を1年間飼育できる青草が取れる計算。
ここに2頭いるから、冬場など草が少ない時期にはロールの草を投入する。
少し発酵していて、近くを通ると甘い、紅茶のような香りがするんです!
別の牧場にいる馬で調教について教えてもらう。
この馬についてる綱、長いですよね?わざとなんですって。
自分で綱を踏んで、リードがグッと引っ張られる感覚に慣れるトレーニング。
馴致の初歩の初歩と。なるほどー。
綺麗な、まるでゴルフのグリーンのような牧草地。
北海道では10月、こんな光景がずっと広がっています。
近くに寄ってみると・・・
約5センチくらい?の芝のようなイネ科牧草(チモシー)が生えています。
これを馬たちが食べるということです。
雨上がりにちょこっと伸びてきた出てきたての草の方が馬は好き。
一方、ちゃんと刈られてない、牧草地じゃないところの草をみてみると
ヨシがメインで茂っています。
こうして伸びきった草は硬くて苦味もあって馬は好んでは食べない。
干し草にすると苦味が抜けるということですかね・・・
クマザサは馬の冬越しの貴重な食料だったことは記録に残っています。
果たして関東のアズマネザサは食べてくれるだろうか。
放牧地にある、ボロ(馬糞)
ボロの近くの草は食べない。窒素が多い?苦い?らしい。
夕陽があまりに美しくて、思わず車を止めて写真を撮る。
そんな景色が当たり前に広がる北海道はやはり素晴らしい。