発酵と熟成
発酵と熟成
ナタデココ
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
突然ですがみなさん、ナタデココって知ってますか?
私は大好きです。
そしてこれが何かって不思議に思いませんでした?
なんですか一体これ。
ココナッツジュースが固まった感じ?
食べたことがある人はわかりますが、独特の食感がいいんですよね。
ゼリーやプリンよりも硬い。寒天やゼラチンとはまた違う。
調べてみると、なんとこれが微生物・発酵の力を使っていたんです!
この記事↑が全てなんですが、
「ナタ菌でココナッツジュースを発酵させてできた皮膜」
これがナタデココの正体。
そしてナタ菌はフィリピンからの持ち出し禁止。
なるほど・・・
紅茶キノコは私は世代ではないのでこの記事で調べて初めて知りました。
それで思い出したんです。
Gさんがヤマブドウを砂糖に漬けて酵素ジュースなるものを作っていまして。
膜ができてるー!そして強烈な酸味臭。
ナタ菌とココナッツジュースでナタデココなら
これはぐんぐん菌とぶどうジュース。ぐんぶど。(語呂悪い)
紅茶キノコがブームとして去ったように、一体どんな菌が繁殖してこのセルロースゲルを産出しているかわからないので、健康どころか病気や死亡リスクすら出てくる。何れにしても過信は禁物。ということ。
それにしても、ぶどうから作られた酢ということは、これ即ちワインビネガーってことじゃないですか?
一気にオシャレ感でる。でもちょっと食す気にはならないなぁ・・・。
バルサミコ酢もぶどうから作られますよね。
「バルサミコ酢」と「ワインビネガー」の違いとは?どう使い分ける?
踏み込み温床
一方、こちらはうこっけいの雛たちの床材として利用している踏み込み温床。
烏骨鶏を迎える準備 参照
落ち葉と米ぬか、酒粕しか入れてないのに、
ご覧のようにカビのような菌がびっしり。放線菌というヤツですね。
放線菌(ほうせんきん)(Actinomycetes)
主に土壌(どじょう)中に生息する原核(げんかく)微生物で、細胞(さいぼう)の構造や大きさは細菌(さいきん)類と似ているが、糸状菌(しじょうきん)(カビ)のように放射状に菌糸(きんし)が生育しその先端(せんたん)に様々な形の胞子(ほうし)を形成する。生態系においては、落葉などの有機物の分解や物質循環(ぶっしつじゅんかん)に関わる分解者として大きな役割を果たしている。
昔は不治の病だった結核の治療薬、ストレプトマイシンもこの放線菌から見つかったものだそうで。菌の力は侮れません。
生後4日目のうこっけい。まだヒヨコヒヨコしてる。
水を飲む時、口をつけてからクイって頭をあげるのが可愛い。
発酵食品といえば
最近SNSで知り合った人の紹介で買ってしまった熟成はちみつ
熟成された高級ワイン同様、限られた数量しか手に入らない希少なもの。
芳醇な香りとコク。これまで食べて来たはちみつと全然違う。
同じところで熟成カカオも販売されているのでそちらも今度試してみます。
発酵は奥が深い。