自然農法と食品保存
保存から生まれる技術
自然農法とセット
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
古民家再生、改修をしてくださっている大工さんが中心となって無農薬、無化学肥料で畑を作っています。いわゆる自然農法というやつです。
私は収穫・宣伝(このブログなんかもそう)・利用活用法開拓が担当。
意外に思うかもしれませんが、無農薬での栽培は結構簡単なんです。
トウモロコシ、20本くらい取れました!わーい!
ね?簡単でしょ?ほとんど手を加えていないんです。
でもそこには秘密というか落とし穴があって、
今のこの時期だから夏野菜がどっさり採れてます
ってことなんです。よそでもたくさん採れてます。旬ですから。
でも夏野菜をを冬に食べたい!ってなったらそうは行きません。
スーパーに行ったら今の季節(夏)でもキャベツは売ってますよね。
でも夏はキャベツを食べにくる虫が多すぎて無農薬ではほぼ不可能です。
季節を選ばずに野菜を育てるとなると農薬は必要不可欠
こういうことなんです。
今だから採れたてトウモロコシはどっさりありますが、1ヶ月後には影も形もありません。
採れる時にはどさーーーーっと採れて、無い時期には全く無い。
それが無農薬、自然農法のデメリットです。
ゆえに昔の人は考えたんでしょうね。どうやって保存するかを。
腐敗との戦い。菌をどうやって制するか。
それに対抗するべく、我々の武器はざっくり2つ。乾燥と発酵です。
だから「自然農法と食品保存・加工技術」はセット、なんですね。
我らがムツさんもマチュピチュの事例を合わせて農業について語っています。
乾燥
まず、乾燥ですね。水分を飛ばすことでカビなどの菌を繁殖させないようにする手法。
茹でてほぐして
フードドライヤーにかけました。
思ったようにはなりませんでしたが、甘みが残ってポリポリしておやつにいい。
スープとかに入れても良いかもしれません。
茹でてほぐすのがかなり手間ですね。もう少し工夫は必要です。
同じようにこの時期取れるトマトも塩を振ってドライトマトに。
こうやって保存すれば冬にだってトマトスープが作れちゃいます。
今回はフードドライヤーを使いましたが、電気を使わない奴があるといいですね!
ソーラー・フード・ドライヤーII(非電化工房)
発酵
もう一つの手法が「発酵」ですね。
自分たちに都合の良い菌だけを繁殖させて、都合の悪い腐敗の原因になる菌を繁殖させないやつです。
脱コンビニ・オーガニックランチ企画として発酵玄米を作ってみました。
まず、自分たちの昼飯をコンビニから脱しよう。
自分たちで作った農作物でオーガニックランチ(弁当)を作ろう。
オーガニック弁当ショップ「BIO-BENTO」目指します。
そんな企画です。
今回は買ったもので作りましたが来年は自分たちで育てた米と小豆で作りたい。
炊飯器に入れて放置するだけ。
3日間で食べごろですがその後1週間くらいは食べ続けられます。
4合プラス小豆でこの量。ランチだけなら一週間で食べきれない量になります。
もうこれで塩とドライ野菜、味噌玉があればランチとしては十分すぎるくらいです。
(※ちなみに他のスタッフにも人気で私の分がどんどん減ってます。オイッッ!まぁいいこと。)
酵母オーディション
先日より募集を開始していた酵母オーディション(KOB48)ですが、、、
1期生はご覧の通りカビが混入して失敗しました。
やはりこの農家(納屋)のテーブルには様々な菌たちがいてあまり良い環境ではありませんでした。
止むを得ず、1期生はデビューする前に解散。
2期生募集を開始しました。
2期生の元になる素材は・・・
なんとご近所に生えてる山葡萄!
頼むぞー2期生!