馬耕の道具
Suganoへ
見学に行ってきました!
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
ただいま、馬を導入するクラウドファンディングに挑戦中です。
残り8日を切りました!!
ついに一桁!最後の粘り、よろしくお願いいたします。
昔は農家1軒1軒に馬や牛がいて農耕に使われていたことは言うまでもありません。
大規模化、効率化の流れを受けて機械化が進み、今は馬や牛で農耕をやる人は日本ではほとんどいなくなりました。馬耕をやる人は全国で50人くらいと聞いています。狭い世界ですね!
環境問題が取りざたされるようになった現代では日本でももっと増えていくんじゃないかと期待しています。
私がこれから迎える馬たちは、王国時代の同僚、戦友とも言えるこぱちゃんが犂(すき)や馬車を曳けるような調教を行ってくれています。
となると、こういう道具とヒトの技術(こっちも重要)があれば、
馬耕もできるってことなんです!
納屋にあった道具。
これ、どうやって作ってどうやって使うんだろう?
どこかで学んだり作ってもらったりできないのかな?
そんな中で出会ったのがSUGANOという大手農機具メーカーです。
鋤(すき)と犂(すき)と鍬(くわ)
価格:21,600円 |
ネットで調べてもヒットするのはスコップばかりで、今はほとんど売られていませんね。
便利な鋤(すき)の使い方|鍬(くわ)やシャベルとの違いは?
一方、鍬(くわ)は刃が手前に曲がっていて土を掘り起こすようになっています。
鍬はわかりやすいですね!
「鋤」(すき)は「犂」(すき・からすき)とも書いて、
「犂」は牛や馬に曳かせて使うすきに使う漢字です。
価格:21,600円 |
これじゃあ牛馬にひかせられないですもんね。
「プラウ」は「鋤」の発展型
鋤(すき)を英語で訳すとプラウ(plow)になります。
「プラウ」と言うと、いわゆる「鋤」の範疇を超えて、トラクターのような、「様々な機能を持つ農機具」を表す言葉になるみたいです。
その証拠に、鋤とプラウではそれぞれwikipediaの内容が違います。
面白いですね!
私が求めているのは、「犂」であり、「プラウ」ですね!
(ちなみに鍬(くわ)は英語でホウ(hoe)だそうです)
古民家からほど近くに農機具の大手メーカー、SUGANOがありまして、
そこに土の館・土の博物館なる大変興味深い展示があるんです。
プラウがいっぱい展示されているんですって!
売ってないなら自分で作るしかない。
現物を見て作れそうなら・・・、ということで。
これはこれは行って見るしかないでしょう!
いざ!SUGANOへ
広い敷地に工場のような建物が立ち並んでました。
めちゃくちゃ大きなプラウ。北海道とかじゃないと使えないのでは?
土の館に行くと、歴代のトラクターが。
おしゃれでかっこいい!
そしてお目当はこちら!
プラウです。
おぉぉ!テンション上がるー!
「畜力○○」って名前のあるものは明らかに牛耕や馬耕で使うものでしょう。
土を起こすのはもちろんのこと、タネを蒔いたり、稲を刈ったりする機能もあるのがプラウですね!
貴重な資料がめちゃくちゃありました。
もしかしたら牛や馬にひかせる農機具も作られるかもしれません。
販売されるならいいですよね!他で作ってるところなんて国内ではまずないでしょうから。