五右衛門風呂&米作り始動
五右衛門風呂&米作り始動
五右衛門風呂
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
昨年よりずっと眠っていた?五右衛門風呂をついに始動する時が来ました。
実は私が住む納屋、の隣にある古民家も、ガスがないんです。
つまり、お風呂がありません。
あるのは五右衛門風呂だけ。
少し離れたもう一軒の古民家の方にユニットバスがあり、お風呂はそっちに入りに行ってます。電気がつかない&脱衣所が丸見えですけど。
それがいよいよ始動するとなればこれからの生活向上につながります。
と、その前に、まずは大掃除!
五右衛門風呂は使わない間も水を張っておくことでサビ(酸化)を防ぐようにしています。
しかし、この冬、排水管が凍結ー解凍を繰り返した影響で水漏れが発生、サビが多く出てしまいました。
さて、どうやって赤錆を落とすか。
変な薬品は使いたくありません。お風呂ですから。
まずは重曹でゴリゴリ削ってから、、、
クエン酸で溶かします。クエン酸はお湯で溶かさないと効果が得られません。
クエン酸をかけるとシュワシュワ泡が出ます!
で、いよいよお湯を沸かします!
沸騰!
もちろんヒトが入る用ではありません。
種もみ消毒
今年植える稲の種もみを消毒するためのお湯です。
ちなみに今日(3月31日)は一粒万倍日だそうですね!
ふさわしい内容の記事になりました。
60℃のお湯に約10分間。
ぬるければ消毒にならないし、熱すぎては種もみが死んでしまいます。
五右衛門風呂はその特性上、底の部分は暑くなるので網に入れて吊るして浸します。
袋に入れた種もみが満遍なくお湯に触れるようゆさゆさします。
熱湯注意!
10分間の消毒が終わったら今度は水につけて冷やします。
この状態で芽が出るまで待つんですね。
種もみもこの水の中で呼吸していますから、時間が経つと水が濁ってきます。
濁ったら水を替えてあげます。
美味しいお米を作るにはたくさんの綺麗なお水が必要なんですね!
ここは綺麗な井戸水がふんだんに出ますから!(自慢!)
そのためにも健全な里山、森、谷津田の維持が必要不可欠なんですよねっ
階段状にして掛け流しにした方が効率がいいかもしれませんねぇ。
サイフォンの原理でホースで繋いでもいいかもしれません。
数日後に作成してみました。
まずは段差をつけてV字に切り込みを入れて滝のようにする仕組み。
水時計スタイルですね。
最終的にホースを使ってサイフォンの原理も使って完成しました。
これを使うとバケツの底の部分の水から汲み出していくのでバケツ内の水がうまく循環するようになります。
なにはともあれこれで五右衛門風呂が復活しました。
いつでも入れます。
かなり開放的ですが・・・。
竹林整備をしたので谷を見下ろす景色は最高。
日中にはヤギも見れます。
いかがでしょうか。