バランスって難しい!
バランスって難しい
話題の雑談アプリ
こんにちは!きょうたです。
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
ワイドショーでも取り上げられている雑談アプリ、"ClubHouse"
いろんなテーマで話がされている「枠」に
「話し手(speaker)」としても「聞き手(audience)」としても参加できるアプリです。
異業種、同業種、著名人、専門家、いろんな人とお話ができるのは面白い。
先日、このアプリで猟師さんの「枠」があって、興味があってお話を聞いていました。
私も将来的に猟師になりたいと考えています。
猟師の後継者問題
日本での猟師さんはいわゆる害獣駆除がメインのお仕事。
もちろん、害獣というのは人間から見て害があるというだけで、彼らに罪はありません。
2017年のデータで猟師の平均年齢は68.4歳です。
このままいくとあと10年で猟師の数が半分以下になるでしょう。
猟師の数が減っていけば捕獲数も減るのは想像できます。
もちろん、残された若手猟師さんが引退された人の分まで!と、
奮闘することも考えられるのですが。
①猟師さんが減る→イノシシ、鹿などの野生動物が増える
さらに、駆除された動物は、その先の利用法、流通先がなく、焼却処分されてしまうこともあるそうです。せっかくいただく命を燃やしてしまうのは本当に心苦しいことと仰っていました。
農家の後継者問題
言わずもがな、農家もご多分に漏れず後継者不足が深刻になっています。
経営継承に最大150万円 親元・第三者問わず 農水省21年度
先の害獣増加もこれに拍車を掛けています。
農地がどんどん野生動物に荒らされると、離農者が増え、耕作放棄地が増えていく一方です。
②害獣が増える→離農者が増える→耕作放棄地が増える→谷津田が荒れる、里山が荒廃する
国内の農家が減れば、農作物は輸入に頼るしかありません。
フードロス
既に上記二つのなかで矛盾が生じています。
害獣となるイノシシや鹿肉が焼却処分される一方で、
国内生産される農作物が足りずに輸入しなければならない状況。
肉と野菜と違うのは承知。でも食べ物としては同じくくり。
かたや、焼却処分、かたや、自国の生産が足りずに輸入。
フードロスの問題は単に「もったいない」という精神的教育的なことではなく、
「届けるべきところに届いてない」という流通バランスの問題なんですね。