動物と人間

国づくり, 犬猫

野生動物と人間

農家さんと話をしていると、やはり「害獣」の話は尽きません。

どこの地域でもそうかもしれませんが、害獣といえば

イノシシと

シカですね

原因となってしまたったのはただ一つ。
生態系の頂点、オオカミがいなくなってしまったからですよね。

特にイノシシは深刻で、
フェンスなど簡単に壊して侵入して畑を荒らしてしまうそうです。

全長7キロにも及ぶ害獣よけのフェンス。鹿はこれで防止できますが、
イノシシはこれをすぐ壊してしまうとのこと。
毎日のメンテナンス(補修)も必要になりますし、大変。

イノシシの被害にあった黒枝豆畑。

ナラ枯れ

イノシシも森にある食料が豊富であればわざわざ里に下りてくる必要もありません。
森でイノシシが好んで食べているのは、「ドングリ」です。

兵庫県ではナラ枯れが深刻でこれもイノシシが畑にくる一因に、、、

カシノナガキクイムシによる「ナラ枯れ被害」について

外来種の虫が広げる病気です。

森や自然、健全な生態系を作り、守ることが畑や農作物を守ることにも繋がります。

罠猟

知り合いの猟師さんが罠を仕掛けてかかったのはアライグマだったそうで。
かかったらどうするのか聞いたら、基本、生きているのが条件で
自治体が数千円で引き取ってくれるとのこと。
(なんで生きているのが条件なんだろう・・・?)
そしてその後はどうなるか聞いたら、案の定、殺処分とのこと。
犬猫の殺処分は何かと話題に取り上げられますが、
ヒトの都合に悪い、害獣とされる動物たちの殺処分はほとんど話題に上がらないんです。

全く都合の良いことですね。。

狩猟入門

イノシシ狩り?イノシシから守る?

いきものとの共生を考える上では猟も出てきますでしょう。
海外では銃の力を頼ることなく、
犬の力だけでイノシシを狩る犬種もいるそうです。

あるいは守っていく方か。

本来犬種とはそういう仕事で持って別れて進化してきたもので
今はほとんどの犬たちが「愛玩」という仕事だけを請け負うように
なりました。いいことでもあるんですけどやはり、犬種特性が
見られる本来の仕事もあってこそ、犬は輝くのではないかと思っています。

近所でニワトリを飼い始めた人がいたそうですが
キツネかイタチにやられてしまって困っている人がいたそうです。

「犬を飼うという考えはなかったなぁ〜」
と。

いきものはみんな繋がっているんですね。

一緒に生物多様性のファームを作っていこう!というコミュニティです。

国づくり, 犬猫

Posted by kyotako

1つ星 (6 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...