犬のしつけ 甘噛み

犬猫

子犬の甘噛み

三大しつけの一つ

子犬を迎えてからの相談で多いのが
「トイレ」「無駄吠え」「甘噛み」
トイレについては以前記事にしたのでご覧ください。

今回テーマとして取り上げるのは「甘噛み」です。

※実験的に数カ国語でサマリーを書いてみました。
 翻訳サイトの力も借りながら自己の学習のためにも。

Most of the consultations after welcoming puppies
“potty training" “barking" “biting"
I have written about toilets before, so please have a look.
The theme of this time is “biting".

在欢迎幼犬“便盆训练”,“吠叫”,“咬”之后,大多数咨询我以前都写过关于厕所的文章,所以请看一下。这次的主题是“咬人”。

환영 강아지 후 상담의 대부분은 “변기 훈련" “짖는 소리" “물기"전에 화장실에 대해 쓴 적이 있으므로 한번보세요. 이번 주제는 “물기"입니다.

การให้คำปรึกษาส่วนใหญ่หลังจากต้อนรับลูกสุนัข “ฝึกกระโถน" “เห่า" “กัด" ฉันเคยเขียนเกี่ยวกับห้องน้ำมาก่อนดังนั้นโปรดดูด้วย รูปแบบของเวลานี้คือ “กัด"

Sebagian besar konsultasi setelah menyambut anak anjing “pelatihan pispot" “menggonggong" “menggigit" Saya telah menulis tentang toilet sebelumnya, jadi silakan lihat. Tema kali ini adalah “menggigit".

「歯が痒くなる」は間違い

生後3ヶ月から6ヶ月くらいでまででしょうか
なんでもかんでもかじる時期があります。

いわゆる「甘噛み」ですね。

ちょうどこのくらいの時期に歯が生え変わるので、

「歯がむずがゆくなるから甘噛みをする」

と、誤解をされている人が結構いることに驚きます。

歯は痒くならないですし、もし痒くなったとしたら
後ろ足でカキカキするのが普通です。

これは猫ですけど(犬のいい写真がなかった)

あるいは、お尻や顔を地面に擦り付けているのをみたことがある人も多いかと思います。
犬によらず、多くの動物たちにみられる行動ですが、
むず痒い時はどこかに体を擦り付けて解消しようとします。

歯がかゆかったらわざわざ人の手やおもちゃを噛むなんて面倒なことはしません。

お尻を地面に擦り付ける行動は、
肛門腺の異常やお尻周りの汚れが原因になっていることもあるので
要注意です。

犬がお尻をこする3つの理由。放っておくとキケンな病気の可能性も

猫が噛むのはまた別の理由ですが、猫が噛む理由に
「歯がかゆいから」と説明する人が皆無なのも
それはそれで統一性がないなぁと思います。
「歯が抜ける時期には歯が痒くなって甘噛みをする」
という説が正しいなら猫だって同じはずなのに・・・
「子猫の甘噛み」ではなくて、「成猫のじゃれ噛み」が多い。

ではなんで噛むのか。

歯を使う練習

生後3ヶ月離乳も終わり、乳歯も生え揃うと、
徐々に親と同じようなご飯を食べるようになります。

母犬はわざと弱った獲物を子犬たちに与え、
子犬たちは遊びを通して、獲物を捕まえる狩りの練習や、
獲物を引きちぎって、食べやすくする練習をします。

子犬同士は噛み合ってじゃれあって手加減ならぬ、
歯加減を覚える大切な時期になります。

噛むと相手の子が
「キャン!(痛いよっ!)」
と高い声を出すと、パッと口を離します。
こんなに強く噛むと相手は痛いんだな、と学んでいきます。

甘噛みは社会性、社交性意義が強いのではないかと思っています。

 

噛む強さ

この時の噛む強さですが、個体差はもちろんですが、
犬種差が大きくありそうです。サモエドは少ない方だと思います。

ヴォルガの場合、手指を出しても「噛む」というより「口にふくむ」だけ。
その代わり、よだれでベトベトになりますが。。。

噛む力が強くて、
「いやいや、うちのはとても甘噛みじゃなくて本気噛みなんです!」
と言われる傾向が高い犬種はいくつか思い浮かびます。。

ちょっと傷になった手を見せて
ドヤ(本気噛みだろ?これは)ってくる人もいますが、
もし犬が本気だったらその程度では済まされません。

安心してください、それも含めて「甘噛み」です。

どうやって収めるのか

原因はわかりました。
じゃあどうやって直すのか、ですね。
これはしつけのことで何度か記事にしていますが、
全ての犬を同じようにしつける方が不自然です。

犬種や原因、環境に合わせてしつけ方も変化するのが当たり前です。

「噛むときには口の中にグイグイ拳を突っ込んでやって
嫌な思いをさせてやればいいんだ」
「(口に手を突っ込んでやって)思い知らせてやりましたよ!」

うん、、、そういうやり方もあるのかもしれませんが、、、
私はあんまり好きじゃないな。。。あんまり犬に優しくないなと。
そんな強硬な手段を取らなくても、もっと彼らは理解があるし、
話せば分かるし、賢いと思っています。

少し、オーバーリアクションでもとって、
「甘噛みでも、噛まれたら痛いんだ」
ということを分かってもらえれば落ち着いていくように思います。

大きな声で反応したり、グイグイやって歯を刺激すると、
その信号は脳に行き、より興奮し、より強く噛むように指令がおります。
つまり、逆効果です。

穏やかに、冷静に、でもはっきりと、こちらの意思を伝えることが大事かもしれません。

「ダメ」「イケナイ」

威嚇行動

おもちゃとか食器を守って
「ウー」
と低く唸って噛んでくるのは甘噛みではなくて
「防衛のための社会的攻撃」
ですね。

番犬タイプの犬種に多くみられることで
最初のうちはおもちゃや食器から手を離さずに
遊んだりあげたりして、
「取られない」
ということを覚えさせると守る行動が減ってくると思います。

@samoyed_volga##しつけ##おもちゃ##守る##予防##信頼関係##samoyed♬ 犬のおまわりさん – アンティーク・オルゴール・ミュージック・ボックス・カルテット

幸いヴォルガは天然の明るい子なので
おもちゃもご飯も全然守る気はありません。


おもちゃを二つ以上用意して、交換にすると
前のおもちゃを離してくれます。
これを利用して、口から物を出すトレーニングもできます。
これができれば散歩中の拾い食いなどを予防することができますね。

うちでは
「ぺ!」「ぺ!しなさい」
といいますが、皆さんはどうですか?
「はなせ」とか「出せ」の方が普通ですかねぇ。

犬猫

Posted by kyotako

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